日本人が英語ができないのは当たり前!良い意味で開き直って勉強しましょう!!
忘れられない言葉がある。
私はイギリスのサウサンプトン大学でMBA (Master of Business Administarion / 経営学修士号)を取得している。経営学というだけあって、あらゆる科目で「マネジメントすること」が重視され、常にグループワークが課せられた。全員が5人1組のチームに振り分けられる。
年齢も、国籍も、第一言語も、英語力も。経歴も全く異なる5人が即席のチームを結成し難解な課題と格闘する。当然のことながら、そう簡単には事は進まない。むしろ、議論を通り越して口論となり、チームが分裂状態となることもしばしば。
そんな中、私はいつもチームのまとめ役を担っていた。そして、あるミーティングでのこと。最年長の台湾人が弱音を吐き始めた。「こんなに膨大な資料は読めない」「私の分(レポートの分担)を少し誰か助けてくれないか?」「私の英語力ではこんなにはこなせない」。
弱音を吐いてる人に重荷を負わせるのはある種の「いじめ」と考える私は、さっさと他のメンバーでその台湾人の分担を割り振ってミーティングを終わらせようとした。ところが、同じチームメンバーのインド人女子がその台湾人に対し、下記のような趣旨のことを言ったのである。
あなたいつから英語勉強してるの?
どうせここ数年でしょ?
私は4歳から勉強してるのよ!4歳よ!!
だから、あなたが英語ができなくても全然不思議じゃないわ。
そんなことで弱音を吐かないで。
ねっ、一緒に頑張ろう!
確かに高学歴のインド人の英語力は非常に高い。しかし、その背景には長年に及ぶ努力と苦難がある。フィリピン人も同じだ。物心つかないうちから英語に触れ、小学生でも否応なしに英語の授業を受けさせられる。
この台湾人の英語学習歴は長くても10年程度。そして、当時の私の勉強歴は約5年。彼らが体験してきた苦労に比べれば、私たちの苦労などモノの数にも入らない。そこには単純な真理があった。
勉強すればできるようになる。
英語ができないのは努力が足りないだけ。
そう、努力は決して裏切らない。
私は2009年から約3年間、リサというアメリカ人の家庭教師に週1回、英語を教わっていた。当時のリサの日本語力は、私の英語力を遥かに上回っていた。そのくらい、自然なアクセントでリサは日本語を上手に操った。それでも、リサはいつもこう言っていた。
もっと日本語上手くなりたいの。
だから、今後ずっと勉強を続けるつもり。
英語力は、必ずしも正比例しないまでも、その勉強量に応じて向上する。もちろん、やり方も重要である。しかし、一番重要なのはやはり「勉強量」だと思うのです。言い換えれば、「継続」ってやつです。
いま英語が話せないのは勉強量が足りないことの結果です。
それだけです。
ですから、話せるようになりたければ勉強すれば良いのです。
いまあなたが英語に苦しんでいるのは、決してあなたに才能や能力がないということではありません。英語なんて勉強すれば、誰だってある程度はできるようになります。本当です。ですから、良い意味で開き直りましょう!これまで、勉強してこなかったのだから、できなくて当たり前なのです。
さあ、一緒に勉強しましょう!
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『フィリピン留学 ブログには書けない話』
非帰国子女として英語を10年間勉強し、
英国にMBA留学し、
フィリピンに4年住み、
セブ島で英語学校を経営してきた
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