【保存版】無料のお役立ちオンライン英語学習ツールを紹介します!

この記事では、筆者が普段実際に使用している無料のオンラインツールをご紹介します。

まずは一番大切な辞書選び。基本的に、有名どころであればどれでも良いと思います。私はケンブリッジ派です。

この辞書の良い点は、アメリカ英語とイギリス英語の発音記号と発音の音声があることです。例えば、アメリカとイギリスで発音の異なる代表的な単語「leisure」を見てみましょう。アメリカでは「リージャー」、イギリスでは「レジャー」となっています。そして、実際の発音を聞くこともできます。

更には、「B1」という表示がありますが、これはCEFR(セファール)でのレベルを示しています。つまり、leisureという単語はB1レベルの単語だということになります。また、ケンブリッジの辞書は例文の豊富さもトップレベルと言って良いでしょう。

下記のように、単語によってはビジュアルに示してくれるのもありがたいですね。

ちなみに、CELTAの講習中にはロングマンを勧められました。まあ、繰り返しになりますが、有名どころであれば大きな違いはないと思います。

英和辞書 研究社ルミナス英和辞典

英和辞書も有名なものであれば大差はないと思いますが、私は研究社のルミナス英和辞典を使っています。使い方としては、まずはケンブリッジで調べて、どうも英語だけでは上手く理解できないという時に、このルミナスにやってきます。

研究社は、個人的には大学受験時代にとってもお世話になった出版社なので、愛着もあり絶大な信頼を寄せています。受験英語のかつての?バイブル、伊藤和夫著『英文解釈教室』はこの研究社の本です。

オックスフォード コロケーション辞書

コロケーションとは言葉と言葉の相性のことです。

例えば、「とてもありがとう」と言われてどういう感じがしますか?日本語ネイティブであれば、意味は100%分かるけど、どうも違和感がある、と感じることでしょう。そう、これがコロケーションなのです。つまり、「とても」と「ありがとう」は相性が良くないのです。

そして、これは当然に英語にも当てはまります。英国留学時代、イギリス人の教授がこんなことを言っていたのが印象に残っています。

ノンネイティブの学生の英語力は非常に高い。文法も非常にしっかりしている。しかし、コロケーションに弱い。意味は分かるけど不自然な表現が続くとどうしても読みにくい。

大学院に入ったばかりの頃、大学の図書館に行ってみるとオックスフォード のコロケーション辞書が大量に並んでいたのが非常に印象に残っています。

前置きが長くなりましたが、英語学習者にとってコロケーションとは永遠のテーマです。もうこればかりは場数なのです。そこで、ノンネイティブの強い味方になるのが、オックスフォードのコロケーション辞典です。


使い方は簡単です。調べたい単語を入れるだけです。例えば、differenceを入れてみると下記のように出ます。コロケーション辞書によれば、differentという形容詞を修飾できる「自然な」副詞は下記のようになります。例えば、「全然違う」と言いたいならcompletelyを使えば良いし、「わずかに異なる」ならslightlyなら大丈夫、ということが分かるのです!

これは、調べたい単語を検索すると、その単語を発しているyoutube動画の該当部分紹介してくれるサイトです。例えば、interviewという単語を入れると下記のようになります。アメリカ・イギリス・オーストラリア英語の指定もできます。アメリカ英語だと、32,302件もヒットしました。スクリプトまで出ます!

私は主に発音の確認にyouglishを使っています。youglishを使うことで、interviewのtが実際にどれだけ省略されているかを確認することができます。また、固有名詞が読めない時にも重宝しますね!

Otter 音声認識ソフト

最近のAIは本当に凄いです。かなりの精度で英文文字起こしをしてくれるのが、このOtterです。ビジネスなら英文議事録の作成はOtterだけで十分ですね。音声が曖昧な部分もOtterが考えてくれて文脈上適切だと思われる単語で補完してくれます。

英語学習シーンとしては、例えば、動画やポッドキャストのスクリプトが欲しい時に重宝しますね。

私は個人的には発音チェックに使っています。特定の単語だけでなく、自分で話してみたり、文を読んでみて、正確に発音できているかチェックしています。自分の音声も録音され再生できるので、一語一語チェックできます。

TTSMP3.com 英語音声作成ソフト

こちらはOtterの逆です。スクリプトはあるけど、音声がない時に使えます。

使い方は簡単、下記の枠の中にテキストをコピペするだけです。また、話者を選べるのも最高です。AI音声ですが、かなり自然なのでクオリティは全く問題ありません。下記のようにBritish Englishを選んでも良いし、もっと下にスクロールするとアメリカ英語も出てきます。

私は、英国ならBrian、米国ならMathewがお気に入りです。自分の好きな声・発音・リズム・スピードを選べば良いと思います。更には、一度だけの再生ではなく、MP3ファイルとして保存することもできる優れ物です!

Grammarly 文法チェック

最後は、文法をチェックしてくれるGrammarlyです。

私は、ライティングの添削業務に有料版を使用しています。これにより、内容のチェック&添削に集中できるので非常に重宝しています。ビジネスや大学のレポート作成にもとっても役立つでしょう。無料版もありますが、やはり有料版は段違いに良いのでお勧めです。月会費なんて、Grammarlyで節約できた時間に比べれば大したことはありません。

但し、Grammarlyは受動態を極端に嫌ったり、たまに「そうかな?」と首を傾げるような指摘&提案もあるので、盲目的には使用しない方が良いです。Grammarlyの指摘を見た上で、最終的には自分で判断した方が良いでしょう。

下記は、最近の英文添削の実例です。

以上です!

他にもありますが、キリがないので「頻繁に使うもの」だけ紹介してみました。皆さんの参考になれば幸いです。

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