【悲報】フィリピン人の英語力「世界３位」から「世界５位」に後退？

フィリピンは「世界で３番目に英語を話す国」とよく言われます。このことについては、以前下記の分析記事を書きました。

フィリピン人の英語力「世界で３番目に英語を話す国」って具体的にどういうこと？

フィリピンは「世界で３番目に英語を話す国」と言われますが、これが具体的に何を示しているのか皆さんご存知でしょうか？それから、１位と２位の国は一体どこなのか？ い…

セブ英語倶楽部

ところが、最新の同一データを見てみたところ、フィリピンは何と５位に後退しているのです。まずは、最新結果をご覧ください。

以前の記事でも解説しましたが、このランキングは「総人口×英語を話す人の割合」に基づきます。では、一体前回と何が変わったのか？下記の表をご覧下さい。下記は2016年（前回）と2018年の「英語を話す人の割合」の比較です。

理由は明白。フィリピンで英語を話す人の割合の評価が92%から63%に劇的に下がったのです。他のトップ１０の国を見る限りその割合に大きな変動はありません。

63%

まあ、こんなもんかな〜とも思いますし、もっと低いかな？とも感じます。

これ、セブに4年住んでいる人間としての感覚です。

では、どうしてこれほどまでに「フィリピン人の英語力」の評価が下がったのか？他のランキングを見てみましょう。下記は、英語のFluency /流暢さを評価したランキングです。

オランダの１位は納得ですね。それから、北欧諸国の強さも経験的にその通りだと思います。

参考までに、アジアの国を赤字にしてみました。フィリピンがランクとしては２番目の「High」であることには納得ですね。こんなもんです。これまでが過大評価されていただけです。勿論、それでも「世界有数の英語大国」であることに変わりはありません。

シンガポールとマレーシアがフィリピンより上というのは、同意できませんね。体感的にはフィリピン人の方が遥かに上だと思います。

一方で、日本。相変わらずの低評価ですが、ある意味仕方ないと思います。

だって、日本にいると日本語だけで全て成立するし（必要性が低い）、英語に比較的類似している他の欧州言語に比べて、日本語って最も英語から遠い言語ですから。

興味のある方は、下記の動画もどうぞ！

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