イギリスMBA留学は旅の延長だった─それが私の生き方です。
「人生とは、体験の集積である。」
──スティーブ・ジョブズ(Life is just a series of experiences)
こんにちは、KGです。
今日はちょっと真面目に、でも熱く、あなたに伝えたい話があります。
「どうしてMBAを取ろうと思ったの?」
よく聞かれます。その答えはシンプルで、「旅行の延長」です。
私は昔から、海外が大好きでした。新しい空気、異なる文化、言葉のシャワー。
やがて、ただの旅では満足できなくなった。住みたい、もっと深く関わりたい、そう思うようになりました。
でも、当時の英語力ではまだ不安。
それならば、環境にどっぷり浸かるしかない。
一番ハードそうな環境で、鍛え直そう。そう考えて、選んだのがMBAでした。
アメリカだと2年かかるけど、イギリスなら1年で終わる。
学費も比較的安く、環境も良好。
「ランキング?そんなの気にしていない。自分に合う場所を選んだだけさ。」
そう言い切れるのは、南イングランドの街・サウサンプトンが、最高だったから。
歴史ある大学、美しい街並み。吉田麻也選手が所属していたクラブの本拠地として知っている人もいるでしょう。
ところで、私がMBAを目指した理由。
キャリアアップ?違います。
転職活動の武器に?まったく興味なし。
「働きすぎの日本社会から逃げ出したかった」
それが正直な本音です。
休職して、好きなだけ旅をして、英語を磨いて、世界中に友人を作る。
そのすべてを実現するツールとして、MBAを使っただけの話。
つまり、MBAは私にとって「人生を楽しむための手段」でした。
お金?確かに高い。学費だけで250万円ほどかかりました。
でも、はっきり言います。これは人生で最高の投資だった。
1ミリの後悔もありません。
1年間なんて、キャリアの誤差です。
「挑戦なくして進化はない」
──これは、進化心理学者ダニエル・デネットの思想にも通じます。
社会人としてのキャリアが43年間あるとしましょう。
22歳から働いて、65歳まで現役でいた場合の話です。
そのうち、1年や2年を「自分のために使う」。
それって、わずかの2.3%に過ぎません(1年/43年)。
たった2.3%。でも、そこで得られるものは圧倒的です。
- 英語力
- 異文化コミュニケーション能力
- 世界中の友人
- 「やりきった」という自己肯定感
- そして、海外で生き抜く力
これらは金銭には換算できません。
「お金がないから行けない」?
そんなの、言い訳です。
多くの外国人のクラスメートは借金して学費を払ってました。
彼らはハングリーだった。そして強くなって帰国しました。
さあ、人生に投資する覚悟はあるか?
自分に賭ける。
リスクを取る。
その先にしか、「本当の成長」は待っていません。
人生は、ただの直線ではない。
時には寄り道しながら、道草を食いながら進むのが、面白いんです。
1年間。たったそれだけの時間で、あなたの視野は劇的に広がります。
さあ、どうしますか?