【30代・4週間のセブ島留学体験談】転職前の有給休暇で2回目の留学。一番伸びたのは苦手なリスニングでした
「転職が決まって、有給休暇が50日くらい残っている。旅行もいいけど、せっかくなら何か身につけたい」
そんなタイミングで、うちに4週間来てくれたのが30代の篠田さんです。2023年のゴールデンウィークに9日間来てくれて、今回が2回目。いや、正確に言うと、大学4年生の夏休みにセブの別の学校で6週間学んでいるので、フィリピン留学は3回目なのです!
4週間で一番伸びたのは、本人が「一番嫌いで苦手」だったリスニング。カギは、週末の一人旅と、空き時間のAIを使った自習でした。
帰国後、私(Hikky)がオンラインでインタビューさせてもらいました。動画は「学習編」と「生活編」の2本に分かれていますが、この記事では1本にまとめています。食事や立地への辛口の意見も、そのまま載せました!
【卒業生プロフィール】
| お名前 | 篠田さん |
|---|---|
| 年代 | 30代・男性 |
| お仕事 | 会社員(転職前の有給休暇を利用) |
| 留学時期 | 2026年8月 |
| 留学期間 | 4週間 |
| コース | 一般英語コース(1日5コマ) |
| うちへの留学 | 2回目(1回目は2023年ゴールデンウィークの9日間) |
1. 4週間で英語力はどう変わった?一番伸びたのは「苦手なリスニング」
――2回目の留学でしたが、英語力は伸びましたか?
「伸びたと思います。今回は勉強だけでなく、もともと旅行が趣味なので、週末はいろんなところに行こうと決めていました。ボホール島に行ったり、セブを拠点にマレーシア、シンガポール、マニラにも行ったりしました」
「一人旅なので、現地のガイドツアーに英語で参加するんです。最初は難しくて、AIに頼りながら『こういうことを言っているのか』と理解していました。でも、だんだん文脈や言い回し、スピード感といった、先生ではないガイドさんの“生の英語”に慣れてきて、週ごとにリスニングが上がってきた実感がありました」
「英語の4技能でいうと、リスニングは私が一番嫌いで苦手なところなんですけど、そこが一番伸びたんじゃないかと思います」
篠田さん、本当に毎週末どこかに出かけていて、そのたびに「行ってきました」と報告をくれていたのです!
授業の先生の英語は、こちらに分かるように話してくれる英語です。ガイドさんの英語は、そうはいきません。平日は授業で耳を慣らして、週末に外の英語で試す。これを毎週くり返せるのは、4週間ならではの使い方ですよね?
2. 留学のきっかけ:転職前の有給休暇が約50日
――そもそも、今回セブに来ようと思ったきっかけは?
「実は7月の頭に前の会社を卒業しまして、有給休暇がたくさん残っていたので、50日くらい休みがあったんです」
「海外旅行が好きなので、どこに行こうかと考えたんですが、旅行だけだとちょっと長すぎるし、お金も使いすぎてしまう。せっかく時間があるので、何か勉強しようと思いました。前回セブに来たときもすごく楽しかったし、セブ英語倶楽部がとても良かったので、もう一度お世話になろうと」
「それから、送別会や飲み会がずっと続いていたので、生活のリズムをリセットしてから次のキャリアに向かおう、というのもありました」
リピートで来てくださって、本当にありがとうございました!
送別会続きで乱れた生活を、セブでリセットする。わかります…。私もハイボールをつい何杯もおかわりしてしまうタイプなので、他人事ではありません(笑)
転職の合間は、社会人がまとまった休みを取れる数少ないタイミングです。1ヶ月留学の記事でも、社会人の休み方の1つとして「転職の合間」を挙げています。
3. フィリピン人講師のマンツーマン:「強度を上げてください」の一言で授業が変わった
――フィリピン人講師のマンツーマン授業はどうでしたか?
「今回は最初のテキストから始めてもらいました。せっかく1ヶ月あるので『もう少し強度を上げてください』とお願いしたら、その瞬間から、先生たちが劇的に厳しくなったんです。その対応力に、皆さんプロだなと感じました」
「他の学校だと、先生によって対応がまちまちだったり、なんとなく雑談で終わってしまったりすることも多いと聞きます。その中で、しっかり強度を上げてトレーニングしてもらえたのは、ここに来て良かったところです」
マンツーマンのいいところは、こういう注文がその日から通ることなのです!
うちの講師は、基本はやさしく、生徒さんのペースに合わせて進めます。でも「もっと厳しく」と言ってもらえれば、ちゃんと変えます。遠慮なく言ってくださいね!
ちなみに、2023年に来てくれたときのアンケートでも、篠田さんは「本校の先生は本当によくトレーニングされている」と書いてくれていました。2回続けてこう言ってもらえるのは、講師たちにとっても自信になります。
4. 日本人講師KGの授業:英語は「音」で覚える
――日本人講師KGの授業はどうでしたか?
「KG先生の授業は本当に素晴らしいと思っています。前回お邪魔したときはTOEICのマンツーマンの授業を受けさせてもらって、こんなにいい英語の先生がいるんだと思ったのが印象的でした」
「日本の学校や大学受験の英語と何が違うかというと、英語は“音”が大事だということです。読み書きではなく、英語を英語らしく、ものまねをしながら音として覚えていく。これは今まで習ったことがありませんでした。受験英語では一番軽んじられがちなところですが、ものまねで音をつかむことが、どれだけ話すことにつながるかを本当に感じました」
「もう1つ面白いのが、ネイティブの人たちが英語の世界や自分たちの文化的な背景をどう見ているかを教えてもらえることです。『だからこういう言い回しをするんだ』『この人たちはこういう話をすると喜ぶんだ』というのは、座学だけではなかなか得られません。本に書いていないところこそ、実際に海外で旅をしたり仕事をしたりするときに役に立つと思います」
「予備校にも行ったことがありますが、KG先生は日本で最も素晴らしい英語の先生なんじゃないかと、本当に思っています」
KGもこの動画を見ているはずなので、インタビュー中に思わず「喜ぶと思います」と言ってしまいました(笑)
実は、2023年の体験談でも篠田さんは「大手予備校の有名講師と比べても、圧倒的にKG先生の授業のほうがわかりやすい」と書いてくれています。3年たっても同じことを言ってもらえるのは、本当にありがたいです!
1回目の9日間の体験談はこちらです。うちを選んだ理由(日系の学校10校を比べたそうです)も詳しく書いてくれています。
5. 空き時間の自習:1階のカフェとAIで「自分の英語」を作る
――空き時間に一生懸命自習して、それを翌日の授業に生かしていた印象があります。どんなふうにやっていましたか?
「ポイントは2つありました。1つ目は場所です。1日5コマだったので空きコマがあったんですが、僕はサボり癖があるので、部屋に帰るとゴロゴロしたり寝たりしてしまう。それに、空き時間に部屋の掃除をしてもらうこともあるので、1階のおしゃれなカフェに毎回行って、そこで勉強する時間を確保していました」
「2つ目はAIです。昔と違ってAIがどんどん伸びているので、使い倒すと面白いんじゃないかと。これまで自分が勉強してきた参考書を読み込ませて、そのロジックで回答を作ってもらったりしました」
「最近は発音系のAIもすごく伸びていて、ElevenLabs(イレブンラボ)というAIは、本当にネイティブのように喋ってくれます。これで自分のスピーキングやライティングの原稿を音声にして、ものまねで自分の音にしていく。丸暗記ではなく、自分の血肉になっている表現を、ネイティブらしい発音でトレーニングできたのは、これまでになかった面白いポイントでした」
インタビューで思わず「素晴らしいですね」と声が出ました!
KGの授業で教わった「ものまねで音をつかむ」を、AIを使って自習でも続けている。授業と自習がつながっているから、翌日の授業でもちゃんと使えていたのです。
「1日5コマって、空きが多くない?」と思うかもしれません。実は2023年に篠田さんがうちに決めた理由の1つが、KGの「授業を詰め込んで消化不良になるより、コマ数を絞って自習の時間をとったほうがいい」という言葉でした。その空きコマを一番うまく使ったのが、今回の篠田さんかもしれません!
6. スタッフ・食事・宿泊先:生活面の本音
――日本人スタッフは私とKGの2人だけですが、対応はどうでしたか?
「留学では異文化体験も大事ですが、一番得たいものが勉強だとすると、日本人の方がいるのは、勉強に集中するという意味で非常にいいと思います。瀬戸さんも青木さんも本当に親切で、あらゆることをどんどんサポートしてもらいましたし、一緒に夜ご飯を食べたりもしました」
「KG先生は実はトレーニングの専門家で、『運動したいんですよね』と言ったら『じゃあ筋トレを教えてあげるよ』と、この先もずっと使えるトレーニングの仕方を教えてもらいました。少人数で、お2人の人柄も良くて、距離が近い形で快適に過ごせました」
ありがとうございます。定員10名の学校なので、日本人スタッフと生徒さんの距離は、どうしても近くなるのです。
――食事はどうでしたか?
「全然おいしいと思います。他の人から、韓国人経営の学校で辛すぎたり香辛料が強すぎたりしてお腹を壊し、何もできなかったという話をよく聞くので、日本人の口に合う日本食を出してもらえるのはすごくいいと思います」
「ただ、ちょっと味が濃かったりして、飽きてしまうところもありました」
ここは正直に書きます。うちの食事は日本食ですが、味つけがしっかりめのメニューが多いのです…。煮物のような料理は、なかなか出しにくい事情もあります。
インタビューでも「ちょっと改善もしようかなと思います」とお答えしました。4週間いると飽きる、という声は大事にしたいので、改善していきます!
それから、金曜の夕食と土日の昼食・夕食は付いていません。週末は外で好きなものを食べられるので、長く滞在する人は、そこで気分を変えるのもおすすめです。
――宿泊先はどうでしたか?
「毎回お掃除に入っていただけますし、虫もとくに湧かなかったので良かったです」
「率直に言うと、ロケーションや利便性は、セブの市街地ではないので、学校と向かいのモールの往復くらいになってしまうところがあって、他の体験がしにくいのは少し気になりました。ただ、通勤時間がかからないので、その時間を勉強に回せるという意味では非常にいいと思います。Wi-Fiは本当にばっちりでした」
立地のご指摘も、そのとおりです。ホテルはマクタン島にあって、セブの市街地ではありません。平日の夜に街へ繰り出して遊びたい人には、正直物足りないと思います…。
そのかわり、教室はホテルの中にあるので通学は0分です。篠田さんのように「平日は勉強、週末は外へ」とメリハリをつけると、ちょうどいいのです!
7. 放課後と週末:運動、飲み会、そして「自分から誘う」こと
――英語の勉強以外は、どう過ごしましたか?
「毎週火曜日にバドミントンのアクティビティを用意していただいたり、さっき話したKG先生のマンツーマンのトレーニングがあったりしました。日本だと飲んで食っちゃ寝ばかりなので、運動の習慣が得られたのは非常に良かったです」
「最後の4週目は、お酒好きの男性メンバーが集まったこともあって、毎日飲みに行ったりもしました。運動で健康的に過ごしつつ、最後はパーッと遊ぶ。いろんな体験ができたのが、すごく良かったです」
「ただ、1つポイントだと思うのは、みんな基本的に1人か2人で来ているので、自分から他の留学生を誘ったり、『こんなことがしたい』と発信したりしないと、どんな人か分かってもらえないまま、ずっと学校にとどまってしまうことです。自分がやりたいことを伝えて、人を誘ってみる。特に長期で留学生活を楽しみたい人には、大事だと思います」
火曜のバドミントンは、私も毎週、生徒さんと一緒に行っています。趣味というより、運動のためです(笑)
「自分から誘う」は、これから来る人への大事なアドバイスですよね?うちでは日曜日に歓迎会、金曜日に送別会をしているので、最初のきっかけはそこで作れます。あとは篠田さんの言うとおり、自分から一声かけるかどうかです!
8. 英語留学先としてのセブは?これから留学を考えている人へ
――英語留学先としてのセブはどうですか?
「日本と違うところもありますが、治安が良くて、危ない目に遭うことがそんなにないところ。それから、週末にきれいな海に行って遊べるところは、すごく魅力だと思います。日本とフィリピンは文化がかなり違うので、そこを掘り下げていくと面白いと思います」
――フィリピン留学やセブ留学を考えている人に、一言お願いします。
「留学ってハードルが高い気がしますよね。なぜかというと、外国の人といきなりマンツーマンで話すのは、やっぱりすごく怖いことだと思うんです」
「でも実際のセブ留学はどうかというと、フィリピンの先生は本当に優しくて、フレンドリーで、話すのが好き。英語が喋れなくても、彼らも元々ネイティブではないので、こちらの気持ちをよく分かってくれます。中学校くらいでしか英語を勉強していないという人や、英語が苦手な人にも、本当におすすめです」
「もう1つは、せっかく異国の地で活動できるのは貴重な経験なので、思ったことは何でもやってみること。日本には恥の文化というか、『これを言ったらダメかな』という空気がありますが、フィリピンにはそれが全くない。思ったことは言ってみる、やってみたいと思ったら、とりあえず行動してみる。そのマインドを持っていくのが一番大事だと思います」
9. 帰国後の英語学習:「正直、忙しくてできていない」
――帰国後、英語は続いていますか?
「これがですね、忙しくて、なかなかできていないところが正直あるんです(笑)」
「今回は受けられなかったので、また資格試験に申し込んでみるとか、オンライン英会話をやってみるとか、何かしら英語に触れることは続けたいと思っています」
「結局、英語が身につくのって、英語を頑張らないと生きていけないとか、試験に受からないとか、仕事で落ちこぼれてしまうとか、そういうモチベーションがあることが大事だと思うんです。今は転職でバタバタしていますが、それが一巡したら、改めてもう一度英語に取り組んで楽しみたいと、心から思っています」
正直に話してくれて、ありがとうございます!
帰国したあと、英語力がどう落ちるのか、維持できる人は何が違うのかは、別の記事にまとめています。篠田さんの言う「モチベーション」の話ともつながるので、帰国前に読んでおくと役に立ちます。
インタビューの最後にもお伝えしましたが、また長期の休みが取れたら、いつでもお待ちしています!
まとめ:4週間を「授業・自習・週末」で使い切った2回目の留学
篠田さんの4週間を、最後に短くまとめます。
・一番伸びたのは、苦手だったリスニング。週末の一人旅で、先生ではない“生の英語”に毎週ふれた
・マンツーマンは「強度を上げて」と頼めば、その日から変わる
・KGの授業で「英語は音」と知り、AI(ElevenLabs)を使ってものまねの自習を続けた
・食事は「おいしいけれど、4週間だと味の濃さに飽きる」、立地は「市街地ではない」。そのかわり通学0分
・帰国後は転職で忙しく、英語は「正直できていない」。続けるカギはモチベーション
平日の夜も街で遊びたい人には、うちの立地は正直向いていません。でも、篠田さんのように「平日は勉強、週末は外へ」と決めて来る人には、ちょうどいい環境なのです!
篠田さん、2回目の留学、本当にありがとうございました!転職先でのご活躍を、セブから応援しています。
転職の合間や長期休暇で「4週間くらい行けるかも」と思ったら、空き状況だけでも気軽に聞いてみてください。定員10名なので、時期によっては早めに埋まります。気が向いたら、で大丈夫ですよ!
篠田さんのインタビュー動画(学習編・生活編)
この記事のもとになったインタビューです。話し方の雰囲気まで知りたい方は、動画もぜひチェックしてみてください!



