セブ島留学1ヶ月でどこまで伸びる?40歳で4週間留学した私と卒業生の本音【2026年】
「セブ島に1ヶ月留学したら、英語ってどこまで話せるようになるんだろう?」
転職や休職のタイミングで、まとまった休みが見えてきた。せっかくなら1ヶ月、本気で英語をやってみたい。でも、1ヶ月で本当に変わるのか…。そう迷っているかたに向けて書きます。
先に答えを書きます!
1ヶ月(4週間)で「ペラペラ」にはなりません。変わるのは、英語を話すことへの抵抗感と、耳と、勉強の習慣です。
なぜそう言い切れるかというと、私自身がそうだったからです。私は40歳で初めてセブ島に留学しました。期間は4週間。英語はほとんど話せない状態からのスタートでした(笑)
いまはセブ島のマクタン島で、定員10名の『セブ英語倶楽部』という小さな学校を2016年からやっています。この記事では、私の4週間と、うちに4週間通った社会人の卒業生の声をもとに、1ヶ月で何が起きるのかを正直に書きます!
セブ島留学1ヶ月で変わること、変わらないこと

まず全体像です。4週間の卒業生のアンケートを読み返すと、書いてあることはだいたい同じなんですよね。
1ヶ月で変わること
・話すことへの抵抗感がなくなる
・耳が慣れる。単語ではなく、よく使うフレーズがまとまりで聞こえてくる
・英語を勉強する習慣がつく
・もともと知識がある人は、知っている英語が口から出るようになる
1ヶ月では変わらないこと
・単語や文法の土台は、1ヶ月ではそれほど増えない
・「言いたいことが何でも言える」状態にはならない
40代男性のSさんは、4週間の感想にこう書いています。
「日々、英語を使ったコミュニケーションを取っていたので話すことに抵抗感がなくなりました。また、留学中は実感がなかったのですが、リスニングとリーディングが伸びたような気がします」
「留学中は実感がなかった」。ここ、正直でいいなと思いました。1ヶ月の変化は、本人がいちばん気づきにくいのです。

英語に強い苦手意識があった30代女性のMさんの答えは、たった2行でした。「リスニングの聞き取れる単語が増えた」「日常会話でよく使うフレーズを覚えたので注文等ができるようになった」。派手じゃありません。でも、これが4週間の本物の変化です!
30代で転職活動中だったJURAさんは、もっとストレートでした。
「初心者が1ヶ月のセブ留学で英語をスムーズに話せるようになったら天才ですね(笑)」
これ、毎日10時間勉強した人の言葉です。1ヶ月で英語が完成するほど、語学は甘くないのです…。でも逆に言えば、「抵抗感をなくす」「耳を慣らす」「習慣をつくる」を目標にすれば、1ヶ月は十分な期間です!
40歳で初めてのセブ島留学、私も4週間でした

今から14年ほど前の、私の卒業式の写真です(笑)
セブに来る前の私は、しがないサラリーマンでした。社会人になってから英語はほとんど使っておらず、40歳の時点で完全に「話せない」側の人間です。
初日のレベルテストでは、スタッフが英語で説明してくれていることが、本当に何ひとつ分かりませんでした。何をすればいいのかも分からず、周りをキョロキョロ見ていただけです…
では、4週間でどうなったか。
劇的には伸びていません。いや、正確に言うと、伝えたいことの8割はまだ伝えられませんでした。相手の話に「Yes, yes」とうなずいて、身振り手振りでごまかす時間のほうが長かったのです(笑)
それでも、学校にいた韓国人や台湾人の生徒と、一言二言の会話ができるようになりました。「間違えても恥ずかしくない」「話そうとすれば、相手は待ってくれる」。これが分かった瞬間から、英語で話すのが楽しくなったのです!
その楽しさが忘れられず、4週間の留学から2ヶ月後には、今度は3ヶ月のリピート留学をスタートさせました。いまはセブに住んで13年以上になります!
ちなみに共同オーナーのKGには、昔ブログで「Hikkyの英語は決して上手とは言えない」と書かれています(笑)。ただその続きに、ひとりで英語のみで銀行口座を開いたり、生徒さんのアテンドをこなしたりできる、とも書いてくれていました。上手じゃなくても、使える英語。40歳の私にとって、4週間はそこへの入口でした!
期間ごとの目標の立て方は、セブ島留学は「期間」より「目標設定」の記事にも書いています。
1ヶ月の中身|1週目から4週目で何が起きる?

1ヶ月を週ごとに分けると、何が起きるのか。うちでは以前、4週間来てくれたJURAさん(30代・転職活動中)に、毎週末インタビューをしたことがあります。その記録をもとに見ていきます!
JURAさんは英語の勉強をほとんどしてこなかった、いわゆるスーパー初心者でした。バイクで日本一周をしたときに、外国人旅行者とまったく話せなかった。その悔しさがきっかけです。
1週目|戸惑う。でも知っている単語で通じ始める
最初の1週間は、戸惑うことのほうが多いです。授業のリズム、暑さ、食事。全部が初めてなので当然ですよね?
それでもJURAさんは1週目の終わりに、自分の知っている単語だけで、ホテルやレストランのスタッフとやりとりできるようになったと話してくれました。日本一周のときは話せなかった人が、です!
日本人講師KGから発音と舌の使い方を教わって、1週間で変わった実感があったとも。一方で「単語や文法は残念ながらそもそもの知識がないので、すぐには変わらないですね(笑)」とも言っていました。
2週目|聞こえなかった音が聞こえてくる
2週目に多いのが、耳の変化です。
JURAさんも「最初は聞こえなかった音がどんどん聞こえるようになっていて、耳はだいぶ英語に慣れてきた」と。カタカナ英語から、少しずつ正しい発音に近づいてきたのもこの頃です!
3週目|生活に慣れる。そして壁にぶつかる
3週目になると、生活にも授業にも慣れて、自分のペースができてきます。JURAさんいわく、アッという間に1週間が終わったそうです!
ただ同時に、壁も見えてきます。「3週間、本気で毎日10時間英語の勉強をしても、なかなか英語は身に付かないということが痛いほど分かりました(笑)」。この言葉が出たのも3週目でした。ここで落ち込む人は少なくありません…
でも、実はここからなのです。2週間と1ヶ月を比べた記事にも書きましたが、3週目あたりから、よく使う英語が考える前に口から出てくる人がいます。全員ではありませんが、2週間では届かない変化です!
4週目|「話しかけられる自分」に気づく
最終週。JURAさんの言葉をそのまま置きます。
「目に見える形での大きな変化は無いかとも思うのですが、耳が英語に慣れてきたり、臆することなく英語で話しかけられるようになったり、自分の中ではこの4週間で手応えが掴めました」
そしてもう1つ。自分には単語や文法の基礎がまったく足りない、と気づけたのが良かったとも書いていました。帰国してから何をやればいいかが分かる。これも1ヶ月の大きな収穫なのです!
1ヶ月留学した社会人は、どうやって休んだ?
1ヶ月の留学で、英語以上に悩むのが「仕事」ですよね?うちに4週間来た社会人の卒業生を並べると、休み方はだいたい4パターンに分かれます。
①会社の長期休暇を使う

外資系メーカーに勤める30代の長江さんは、運良く長期休暇が取れたタイミングで、夏休みを使って4週間来られました。うちを選んだのは「社会人が多いとエージェントから聞いたから」だそうです。
会社によっては、リフレッシュ休暇のような長期休暇の制度がある場合もあります。一度、就業規則を確認してみてください!
②転職の合間・休職中
4週間来る社会人で中心になるのが、このパターンです。JURAさんも転職活動中でした。次の仕事が始まる前の1ヶ月は、社会人が気兼ねなく休める数少ないタイミングなのです!

転職を機に8週間来られた30代のエンジニアの男性は、転職先で英語が必要になるのがきっかけでした。知人に「日本人の講師が非常に面白い」と紹介されて、うちを選んでくれたそうです。
正直に書くと、最初の数日は環境の変化で体調を崩して、熱を出してしまいました…。それでも体験談では、こう話してくれています。
「英語の勉強は一生続けなければならないというレクチャーを日本人講師から受け、卒業後も働きながら勉強し続けるモチベーションを得られました。来る前よりも明るい気持ちで転職先に望めます」
次の職場で英語を使う予定があるなら、転職の合間はまさに準備の期間です!

新卒から勤めた大手旅行会社を30歳で退職したヒロさん(31歳)は、オーストラリアでのワーキングホリデーを経て、うちで8週間学びました。留学中に現地の転職エージェントを通じてオンライン面接を受け、マニラでの就職内定をつかんでいます!
そのヒロさんは、最初にマニラの学校で4週間勉強したときのことを、こう振り返っています。
「4週間ではまだ足りなかった。最初から8週間くらいフィリピンで基礎を固めていれば、その後のオーストラリア生活はもっと楽になっていたと思います」
1ヶ月の記事でこれを書くのもなんですが(笑)、仕事を辞めて時間があるなら、4週間にこだわらず長めに取るのも選択肢です。
③仕事を持ち込む(経営者・リモートワーク)

福岡で従業員約300名の物流会社を経営する40代の社長は、1日5コマの授業の合間に、メールや電話の業務をこなしながら4週間を過ごしました。
本人が一番の収穫に挙げたのは、英語ではありませんでした。「自分がいなくても会社は回る」と分かったことです。帰国後、社員への権限移譲が進んだそうです!
外資系企業に勤めるNさん(39歳)も、授業は皆勤しつつ、毎日2時間ほど日本とのオンライン会議をこなしていました。いわゆるワーケーションです。
ただ、これは誰にでもすすめられる形ではありません。授業のあとに仕事となると、正直かなり疲れます…。仕事を持ち込むなら、授業数を減らすか、ワーケーション留学の条件を先に確認しておいてください。
④家事・育児から離れる1ヶ月

子育て中のアラフォー女性、西山さんは、家事と育児から4週間離れて来られました。授業は1日4コマのゆとり英語コースで、午後は毎日ヨガ。
体験談の最後の一文が、私はとても好きです。
「日々の家事育児から解放され、ノンストレスで気分が晴れたように思います」
英語の話ではありません。でも、1ヶ月セブにいた人の本音として、これほど正直な言葉はないと思っています!
社会人が仕事を辞めずに行く方法は、社会人のセブ島留学ガイドにもまとめています。
1ヶ月を無駄にしない過ごし方
1ヶ月あると、逆に油断します。「まだ3週間ある」と最初の1週間を流してしまう人、けっこういるのです…
過ごし方は、大きく2つのタイプに分かれます。
追い込み型|授業+自習で英語漬け
JURAさんは1日5時間の授業に加えて、毎日5時間の自習を4週間続けました。ここまでやる人は多くありませんし、正直、誰にでもできることではありません(笑)
ただ、5コマの授業だけでも、予習と復習をまじめにやると平日の時間はけっこう埋まります。Sさんもアンケートに「『5コマって少ないのでは?』と思うかもしれませんが、宿題、復習、予習をしっかりすると平日は結構時間を取られます」と書いていました。
両立型|英語と自分の時間を両方とる
西山さんのように、授業は1日4コマにして、午後はヨガやジム。Sさんも平日はジムとバドミントン、週末はローカルフードや飲みに出かけていました。
どちらが正解ということはありません。大事なのは、来る前に「この1ヶ月で何ができるようになりたいか」を1つ決めておくことです。「外国人に自分から話しかけられるようになる」「海外旅行で注文や道案内に困らなくなる」。このくらい具体的だと、4週間がブレません!
週末に遊ぶのも大賛成です。話したい出来事があると、月曜日の授業で英語を使う理由が生まれますから!
セブ島留学1ヶ月の費用は?

費用は別の記事で全部出しているので、ここは目安だけにします。
2026年8月時点のうちの料金で試算すると、1ヶ月(4週間)の留学総額は約52万円です。航空券や現地で使うお金まで含めた数字です。実際に4週間来られたNさんの実費も、当時の料金で合計約52万円でした。
内訳はセブ島留学の費用(1週間・1ヶ月・3ヶ月)に、Nさんの1円単位の内訳は社会人Nさん4週間の費用に載せています。料金は改定されることがあるので、最新はコース料金のページで確認してください。
ちなみに、期間が長いほど授業1日あたりの金額は下がります。2週間と比べた数字はこちらの記事にあります。
1ヶ月留学で後悔しやすい人
ここは正直に書きます。1ヶ月来ても、満足度が低くなりやすいパターンがあります。
・1ヶ月でペラペラになると思っている
上に書いたとおり、1ヶ月では話せるようにはなりません。期待が大きすぎると、帰国後に「思ったほど話せなかった」と落ち込みます。
・仕事を持ち込みすぎる
授業も仕事も全力だと、途中で息切れします。30代の長江さんも、当時はWi-Fiが不安定で仕事に苦労したと書いていました。今は異なる通信会社の光ファイバーを2回線引いていますが、仕事の比重が大きい人ほど、授業数とのバランスを先に考えてください。
・厳しく管理してほしい
うちは、大人が自分を律することを前提にした学校です。お酒の持ち込み禁止のような厳しい校則はありません。Sさんはまさにそこを気に入って選んでくれましたが、逆に「強制されないと勉強できない」というかたには、スパルタ式の学校のほうが合います。
逆に言えば、この3つに当てはまらなければ、1ヶ月はかなり密度の濃い時間になります!
1週間・2週間・1ヶ月、迷ったら
1ヶ月まるごと休むのが難しいかたも多いと思います。その場合は、無理に1ヶ月を待たなくていいです。
行けない1ヶ月を何年も待つより、行ける2週間で今年行ったほうが、英語は前に進みます。これは本当にそう思っています!
・1週間の中身と効果:セブ島留学1週間
・2週間と1ヶ月の比較:セブ島留学は2週間で足りる?
・期間ごとの目標の立て方:「期間」より「目標設定」
セブ島留学1ヶ月に関するよくある質問
Q. 1ヶ月で日常会話はできるようになりますか?
A. お店での注文や自己紹介くらいなら、初心者でもできるようになるかたが多いです。30代女性のMさんも、4週間で「日常会話でよく使うフレーズを覚えたので注文等ができるようになった」と書いています。ただ、込み入った話を自由にできるレベルには届きません。
Q. 英語がまったくの初心者でも、1ヶ月留学して大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。私自身、ほぼゼロからの4週間でした。マンツーマン授業なので、単語しか出てこなくても講師が拾ってくれます。
Q. 4週間ならビザは必要ですか?
A. 日本国籍のかたは、条件を満たせば最大30日間ビザなしで滞在できます。通常の4週間コースは30日以内に収まりますが、前後に観光日を足すと30日を超えることがあります。超える場合は滞在許可の延長手続きが必要です。また、学校で授業を受けるためのSSP(特別就学許可証)は、期間に関係なく必要です。
Q. 仕事をしながら1ヶ月留学できますか?
A. できます。授業の合間に業務をこなした経営者のかたや、毎日2時間ほどオンライン会議をしていたかたもいます。ただし疲れるので、仕事の量に合わせて授業数を調整するのがおすすめです。
Q. 途中で延長できますか?
A. 部屋と講師に空きがあれば可能です。繁忙期は部屋が埋まっていることもあるので、延長の可能性があるかたは申し込み時に伝えてください。
Q. 1ヶ月の留学は、何ヶ月前に申し込めばいいですか?
A. 時期によって変わります。実際の予約状況はセブ島留学は何ヶ月前から申し込む?の記事にまとめています。定員10名なので、夏休みや年末年始は早めに埋まります。
まとめ|1ヶ月は「話せる」ではなく「話し始める」期間
最後に要点だけ置きます。
・1ヶ月(4週間)でペラペラにはならない。変わるのは抵抗感・耳・勉強の習慣
・週ごとに見ると、1週目は戸惑い、2週目に耳、3週目に壁と手応え、4週目に「話しかけられる自分」
・社会人の休み方は、長期休暇・転職の合間・仕事を持ち込む・家庭から離れるの4パターン
・費用の目安は約52万円(2026年8月時点・総額)
・来る前に「この1ヶ月で何ができるようになりたいか」を1つ決めておく
40歳の私にとって、4週間は英語が話せるようになった期間ではありませんでした。英語を話すのが楽しいと知った期間です。そして、それが今につながっています!
あなたの1ヶ月がどんな期間になるか、一緒に考えさせてください。「まだ行くか決めていないんですけど」で全然大丈夫ですよ!気が向いたら、お気軽にご相談ください。



