「英語初心者の社会人必見!ゼロから始める実践型英語習得3ステップ」
皆さん、こんにちは。セブ英語倶楽部のKGです。今回は「久しぶりに英語を始める社会人」の方に向けて、私が強く推奨する英語習得の3ステップをお伝えします。目標は明確、高レベルの英語力。大学受験以来、英語に触れていない方でも、段階を踏めば大丈夫。さあ、始めましょう!
【ステップ1】まずはTOEIC700点を狙え!
\"What gets measured gets managed.\"(測定されるものは管理される)— Peter Drucker
英語学習の出発点は「数値化された目標」。その最初の指標として、TOEICを活用しましょう。私はTOEIC信者ではありませんが、活用法によっては非常に役立ちます。
なぜTOEICか?
- 試験料が良心的(7,810円)
- 独学で突破可能
- 難易度が高すぎず、突破感を得やすい
月イチでTOEICを受けてください。7,810円を惜しむようでは英語は伸びません。それは「自己投資」です。ペースメーカーとしてのTOEICは非常に優秀です。
ただし、700点を越えたら卒業です。TOEICは英語力よりも“TOEIC力”を問う試験です。高得点者でも会話力が伴っていないケースが多い。その原因は、スピーキングとライティングの評価が含まれていない点にあります。ディクテーションをやらせると、聞き取りが甘い人が多いのです。4択の選択肢がなければ対応できない、それが現実。
結論:TOEICは700点まで。そこを超えたら次のステップへ!
【ステップ2】IELTS 6.5を目標にせよ!
IELTSは世界的に通用する英語試験。留学、就職、永住権取得、すべてに対応しています。特にイギリス、オーストラリア、カナダなどでは標準の英語力判定指標です。
例えば大学院。イギリスの多くの大学では、入学条件としてOverall 6.5を要求してきます。超一流校(例:オックスフォード、ケンブリッジ)では7.5が必要ですが、これは例外中の例外。
現実的に目指すべきターゲットは:
- Overall:6.5
- Listening / Reading:6.5
- Writing / Speaking:6.0
これを達成できれば、かなりの英語力です。正直、簡単ではありません。しかし、ここを突破することで「英語を学ぶ」段階から「英語で学ぶ」段階に移行できます。
IELTS 6.5は、授業にギリギリ食らいつけるレベルです。クラスメートの中でも、スコアが6.0台だった人は苦戦していました。条件付き合格(Conditional Offer)を受けて入学し、補講を受けていた人もいました。
ですから、6.5は“英語学習者”から“実践使用者”へと変わる通過点。極めて意味のあるスコアなのです。
【ステップ3】ネイティブ圏で学べ、働け!
\"The limits of my language mean the limits of my world.\"(自分の言語の限界が、自分の世界の限界である)— Ludwig Wittgenstein
IELTS6.5を取得したら、いよいよ本番。「英語を使う世界」に飛び込みましょう。留学でもいい、海外就職でもいい、移住でも構いません。CNNを聴き、BBCのニュースを見て、洋画を字幕なしで観る。すべてが現実的になります。
ただし、6.5は“最低ライン”です。ここから先は、英語を「学ぶもの」ではなく「使う道具」にしてください。
私は37歳でIELTS6.5を取り、MBA留学しました。その後、英語をツールとして使い続けてきたからこそ、今があります。当時のメールを見返すと、赤面ものですが(笑)。でも、そこからスタートすればいいんです。
まとめ:英語力ゼロからの3ステップ
- TOEIC700点を取る
- IELTS6.5を目指す
- ネイティブ圏で実践する
この順番が、社会人にとって一番現実的かつ合理的な道筋です。
皆さんの意見や質問、お待ちしてます。ぜひコメントください。皆で英語力、爆上げしていきましょう!