1ヶ月のセブ留学で「掛かる費用」と「手に入るもの」【投資とリターンを検証】
欧米留学に比べて、「安い」「格安」と言われるセブ留学。しかし、意外と「具体的にどのくらい安いのか」は語られていません。一方で、「たった1ヶ月の留学で本当に効果があるのか?」という根本的な疑問も残ります。要は、投資に見合うリターンが得られるのか?ということですね。
この記事では、上記の疑問に徹底的に且つ具体的にお答えしていきます。
✔️本記事の内容
<投資 / コスト>
1、1ヶ月のセブ留学で学校に支払う費用
2、日本からセブまでの航空運賃の相場
3、セブの現地の物価
<リターン / 得られるもの>
1、英語力
2、人脈
3、海外戦闘力
では、早速見ていきましょう!
具体的には、セブ英語倶楽部の料金を提示した上で、セブ留学一般の傾向についてもお話します。
セブ英語倶楽部の場合、260,500円です。
条件は下記の通りです。
<一般英語コース>
・留学期間は、4週間(セブ留学は1週間単位での留学となります)。
・授業は、月曜日から金曜日までの週5日間。
・授業は、1日5コマ(1コマは50分、授業の合間に10分の休憩)
・授業の内訳は、フィリピン人講師とのマンツーマン授業4コマ、日本人講師によるグループ授業1コマ
*グループ授業は、生徒さんは最大4名まで
・宿泊は学校と同一ビル内にあるホテルのお部屋
・食事は1日3食付き(土日の昼夕食と金曜の夕食は除く)
では、具体的な内訳を見ていきましょう。
入学金として、15,000円を頂きます。
セブ留学の相場として、15,000円の学校が多いと思います。学校によっては「登録金」と呼ぶところもあります。また、中には15,000円以上の料金を設定している強気な学校さんもありますね。
SSP費用として、10,500円頂きます。
SSPとはSpecial Study Permitの略で、日本語にすると「特別修学許可証」になります。フィリピン国内で外国人が学校に通って何かの勉強をする場合には、SSPの取得が義務付けられています。つまり、SSP無しにセブの学校に通うことは違法行為です。違法行為が発覚した場合、一発退場(国外退去)まではないと思いますが、ブラックリストに名前が載ってしまう等の何らかのデメリットを被ることになるでしょう。
残念ながら、一部の小規模の学校ではSSPを取得しない学校があります。私はそうした学校を具体的に数校知っています。安さに惹かれてそのような違法な学校に行かないように注意して下さいね。
また、セブにある英語学校のSSPの相場は、6,500ペソ(約13,700円)です。当校との差額はきっと「手数料」なのでしょうね。セブ英語倶楽部は手数料無しの原価のみ頂いています。
4週間の一般英語コース(詳細は上記に記載)で、235,000円です。
セブにある英語学校では、コース料金に授業料と宿泊費と食事代が含まれることが一般的です。しかし、中には食事代が含まれない学校もありますので注意して下さい。学校の近くで食事ができないということはありませんが、セブでは「日本人が食べられる食事」は意外と高いので、コスト比較する場合は十分に注意して下さい。
以上の3点を合計して、セブ英語倶楽部では1ヶ月(4週間)で260,500円を頂きますが、セブ留学では上記以外に費用が発生することが一般的なので、下記に具体的に説明していきます。
1、海外送金手数料
中にはこの費用を請求する学校もあります。3,500円とか。
セブ英語倶楽部では無料です。
2、空港送迎費用(片道)
セブ英語倶楽部では往復無料です。
3、電気料金&水道料金
各部屋にメーターが設置されていて、使用量に応じて支払うシステムの学校が多いように思います。
セブ英語倶楽部では無料です。
4、(施設)管理費・学生証発行費用
セブ英語倶楽部では無料です。
5、教科書代
学校指定の教科書を購入する学校が多いと思います。
セブ英語倶楽部では、2冊の教科書をお客様に購入して頂きます。
1、どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK) (ご自身で日本で事前購入)。
2、グループ授業用のオリジナル教科書は、1,000円で販売しています(留学料金と一緒に日本で振込)。
6、洗濯代
セブ英語倶楽部を含め、洗濯代はどの学校も有料だと思います。
当校では、1回につき100ペソを頂き学校の近くにある洗濯屋さんに依頼しています。
ルートや時期により全然違いますが、私の結論としては往復4万円以下でチケットを買えるチャンスは十分にあります。
下記が日本とセブの間を飛んでいる直行便のリスト(往路のみ)です。
成田発
フィリピン航空 9:35 – 14:00
フィリピン航空 14:25 – 19:00
セブパシフィック航空 13:55 – 18:30
関空発
フィリピン航空 15:25 – 19:10
名古屋発
フィリピン航空 16:00 – 19:45
私は年に3回ほど日本に帰るのですが、平均して3〜4万円でセブと日本を往復しています。感覚的に4万円以下なら買い、3万円で買えたらラッキーって感じです。
セブパシフィック航空は、頻繁にセールをやっているので上手くセールを利用できれば往復2万円を下回ることも可能です。セール情報は、このブログでタイムリーに発信していますので欠かさずチェックして下さいね。
一方、年末年始等のピークシーズンは直前には15万円くらいまで高騰します。早めの購入なら7万円代で購入できますので、早め早めの行動をオススメします。
経由便はたくさんありますが、セブパシフィック航空の成田セブ直行便が最安であることは変わりません。
日本の主要都市からであれば、例えば千歳(札幌)→成田→セブを個人的にはオススメします。
最もポピュラーなのは、韓国乗り継ぎです。料金は安いですが、セブ発着が深夜であったり、韓国での待ち時間が長いことが難点です。
また、マニラ乗り継ぎもありますが、これは猛烈にオススメしません。とにかく、マニラでの乗り継ぎは大変です。理由は、マニラ空港が何年間も「世界ワースト空港ランキング」で上位に君臨し続けていることから推察して下さい。
以上から、成田⇄セブの直行便(4万円以下)を軸にプランを立てることをオススメします。
現地の物価をツラツラとフィリピン・ペソで書いていきます。
円換算したい場合はざっくり2倍にして下さい(厳密には2.1倍くらい)。
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・タクシー 初乗り 40ペソ
・タクシー 空港からセブシティまで 300ペソ程度
・ジプニー(現地人が活用する乗合バス) 7ペソ
・ローカル食堂での食事 1食50ペソ〜
・ファストフードのセット料金 1食80ペソ〜
・お水(300ml) 15ペソ
・ビール(小瓶)35ペソ
・マッサージ1時間 250ペソ〜
・ショッピングモールに入っている人気レストランでのディナー 1人500ペソ〜
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とにかく安いです!!
一方で、ラーメン1杯400ペソとか、日本のものは日本より高いです。セブにあるユニクロも日本より高いですね。日本料理屋さんにディナーに行くと、1人800ペソ以上はいきます。
以上が、コストの検証です。上記を参考にして予算を組んで頂ければ、大きく外れることはないと思います。次に、リターン(得られるもの)について検証していきます。
個人差があるので一概には言えませんが、
・留学しただけでは英語力は伸びません。
・予習復習を徹底し、授業にも全て出席すれば大きく伸びると思います。
私の経験上、英語力向上にまず必要なのは「量」です。「勉強量」です。もちろん、「質」も重要ですが、まずは「量」です。そして、セブ留学はその「量」をこなすには最適な場所です。
例えば、1日5時間の授業を受けて、毎日5時間の予習復習をしたとしましょう。日曜日は完全休養として、土曜日は5時間自習したとすると、
4週間(1ヶ月)の総勉強量は、220時間です。
これって凄い数字だと思いませんか?これだけやって上達しないはずがないですよね!
*残念ながら英語が上達しない人は、皆さん、予習復習を全然してません。。
よく「超初級者なんですがセブに留学しても大丈夫ですか?」という質問を頂きますが、全く問題ありません。むしろ、9割以上のセブ留学生は初級者レベルにあります。
そして、そんな初級者が最初に超えるべきハードルは「恥ずかしがらずに英語を話す」ということです。そして、4週間しっかりみっちり勉強すれば、このハードルは超えられます。上手くいけば、
アジアなら1人旅ができるくらいの英語力
を手に入れることだってできます。 英語力をテスト以外で定量的に測るのは難しいのですが、この「恥ずかしがらずに英語を話す」と「アジアなら1人旅ができるくらいの英語力」ってある意味、分かりやすい指標だと思います。
そして、1ヶ月の留学の対価(リターン)としては、少なくとも及第点には届いていると思います。
セブ留学の醍醐味の一つは、「人との出会い」でしょうね。老若男女、とにかく色んな人がいます。具体的に、セブ英語倶楽部に実際に来られたお客さまのタイプを挙げていきます。
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・会社の社長さん
・個人でビジネスをされている方
・投資家
・士業を営まれている方(弁護士、会計士、税理士等)
・サラリーマン(超大企業社員の人もちらほら)
・公務員
・学校の先生や研究者
・お仕事を引退された方(これまでの最高齢は75歳)
・学生(小学生〜大学生まで)
・親子留学
・旅人
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とにかく多様なジャンルの方が来られます。英語以外の言語を話される方もいれば、フィリピン以外の海外で活躍されている方もいます。
そういえば、先日、私がバンコクに出張した際も、バンコクでセブ英語倶楽部の同窓会を開催しました。こうした国際的な人脈が築けるのもセブ留学のメリットですね。
<バンコクのタイ料理レストランでの同窓会の様子>
ずっと日本に暮らしている方には、中々しっくり来ない言葉かもしれませんが、長く海外にいると戦闘力という言葉の重みを感じるようになります。
言い換えれば、文化と環境の違いに対する適応力や動じない力と言っても良いかもしれません。とにかく、日本は安全で、基本みんな親切で、嘘をつかない、おそらくは世界で唯一の性善説に基づいた社会です。一方で、一歩海外に出ると弱肉強食の世界がそこには広がっています。
例えば、ここフィリピンで人混みで財布をスられたとしましょう。そして、あなたは現地の警察に行きます。そこで、あなたは警察にこう言われるでしょう。
スられるあなたが悪い、と。
これが日本とフィリピンの違いです。ひどいと思いますか?いえいえ、全然そんなことないのです。対策は簡単です。危ない場所に行かなければ良いのです。これも一つの海外戦闘力ですね。
先日も某バーで飲んでいて会計を頼むと、伝票も見せずに金額を請求するボーイがいました。私の連れはそのまま払ってしまったのですが、私は当然「伝票見せて」と言うわけです。こうして、「自分がぼられること」と「連れが騙されること」を防いだ訳です。なんのことはありません、私は自分で自分を守っただけです。
具体例をあげればキリがありませんが、ざっくりお分かり頂けたと思います。海外戦闘力が高まれば、余分な費用を削減できるだけでなく、海外での旅行や生活をより快適に過ごすことができます。
そして、1ヶ月のセブ留学はこの海外戦闘力を養うには十分な時間です。
これで、1ヶ月のセブ留学のコストとリターンの検証を終わりにします。もっと詳しく知りたい人は、下記のメルマガにご登録下さい。タイトル通り、ブログでは書けないことを配信しています。
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『フィリピン留学 ブログには書けない話』
非帰国子女として英語を10年間勉強し、
英国にMBA留学し、
フィリピンに4年住み、
セブ島で英語学校を経営してきた
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