フィリピン・セブ島留学の費用は総額いくら?【1ヶ月・3ヶ月】のリアルな内訳と隠れコストを完全解説

「フィリピン留学、セブ島留学は安いと聞くけれど、結局『総額』でいくら用意すればいいの?
多くのウェブサイトには授業料と寮費しか掲載されておらず、航空券や現地で支払うビザ代、生活費が見えにくいのが現状です。

結論から申し上げます。為替レートや航空券の取得時期にもよりますが、日本人が満足できる生活水準(個室・ホテル等)を維持する場合の目安は以下の通りです。

【セブ島留学 費用の総額目安】
  • 1ヶ月(4週間):約35万円 〜 50万円
  • 3ヶ月(12週間):約80万円 〜 110万円

※授業料、寮費、航空券、海外保険、現地支払い費用(ビザ等)、お小遣い全てを含んだ概算です。

この記事では、なぜこの金額になるのか、どこにお金がかかるのか、そして「見積もりには出てこない隠れコスト」まで、専門家の視点で包み隠さず解説します。

1. 留学費用の「3つの大きな内訳」を知る

失敗しない資金計画のために、費用を以下の3つのカテゴリーに分けて考えましょう。

① 日本出発前に支払う費用

留学エージェントや学校へ事前に振り込む費用と、自分で手配する移動費です。

  • 入学金・授業料・寮費: 学校や部屋タイプ(1人部屋か複数人部屋か)で大きく変動します。
  • 航空券代: LCC(格安航空会社)のセールや早期予約で数万円の節約が可能です。
  • 海外旅行保険: クレジットカード付帯で済ませるか、有料の保険に入るかで0円〜5万円ほどの差が出ます。

② 現地到着後に学校へ支払う費用(重要)

ここが見落とされがちです。フィリピン留学では、現地到着後にフィリピンペソで支払う義務のある費用があります。

  • SSP(就学許可証): 観光ビザで勉強するために必須の許可証(約2.5万円)。
  • ビザ延長費: 30日を超える滞在の場合、毎月更新費用がかかります。
  • ACR I-Card(外国人登録証): 59日以上(約2ヶ月以上)滞在する場合に取得必須です(約8,000円〜1万円)。
  • 光熱費・管理費: 学校によって定額制か、実費請求(メーター計算)かが分かれます。

③ 現地での生活費・お小遣い

外食、交通費、アクティビティ、お土産代などです。セブ島の物価は日本より安いですが、観光地価格のレストランも増えています。


2. 【期間別】費用のリアルなシミュレーション

ここでは、比較的快適な「1人部屋(またはホテル滞在)」を選んだ場合のモデルケースを見てみましょう。

1ヶ月(4週間)の場合:短期集中の標準プラン

項目概算費用(円)
学費・寮費(入学金込)約20万〜30万円
航空券(往復)約6万〜10万円
現地支払い(SSP・光熱費等)約3万〜4万円
生活費(お小遣い)約3万〜5万円
合計目安約32万〜49万円

ポイント:
1ヶ月以内の場合、「ビザ延長費」と「ACR I-Card」が不要なため、現地支払い費用が安く済みます。社会人のリフレッシュ留学や、初めての海外留学としてコストパフォーマンスが良い期間です。

参考:1ヶ月の留学費用の詳細はこちら >

3ヶ月(12週間)の場合:英語力が伸びる分岐点

項目概算費用(円)
学費・寮費(入学金込)約55万〜80万円
航空券(往復)約6万〜10万円
現地支払い(VISA延長等)約8万〜10万円
生活費(お小遣い)約9万〜15万円
合計目安約78万〜115万円

ポイント:
3ヶ月(12週間)は、耳が英語に慣れ、会話力が飛躍的に伸びる期間と言われています。ただし、滞在が長くなる分、「ビザ更新費」や「ACR I-Card代」が加算されるため、現地到着後の出費には余裕を持っておく必要があります。

参考:3ヶ月の留学費用の詳細はこちら >


3. ウェブサイトの「最安値」には要注意!

留学費用を比較する際、どうしても「授業料の安さ」だけで学校を選んでしまいがちです。しかし、そこには落とし穴があります。

格安ドミトリー(多人数部屋)のストレス

費用を抑えるために4人部屋や6人部屋を選ぶと、ルームメイトとの生活リズムの違いや、エアコンの設定温度トラブルなどでストレスを抱え、勉強に集中できなくなるケースがあります。「大人の留学」であれば、プライベートが確保される1人部屋を強くおすすめします。

意外とかかる「光熱費」の実費請求

多くの学校では、電気代を使用した分だけ支払う「実費請求」を採用しています。南国セブではエアコンが必須ですが、古いエアコンの部屋だと電気代が予想以上に高額(月1万円以上など)になることも珍しくありません。

セブ英語倶楽部の場合:
当校は「ホテル滞在型」のため、光熱費の追加請求などの細かい心配は不要です(※プランに含まれる場合)。日本人経営ならではの、透明性の高い料金体系を心がけています。

まとめ:予算と目的のバランスを大切に

フィリピン留学の費用について解説しました。

  • 1ヶ月:総額 約35〜50万円(お試し・リフレッシュに最適)
  • 3ヶ月:総額 約80〜110万円(英語力の確実な向上を目指すならここ)

決して安い金額ではありませんが、欧米留学の半額以下で、マンツーマン授業をみっちり受けられる費用対効果の高さはフィリピン留学ならではです。

「安さ」だけで選んで現地で後悔するよりも、食事や住環境の質もしっかりチェックして、勉強に集中できる環境を選んでください。

ご自身の予算に合わせたプランを知りたいですか?

セブ英語倶楽部では、隠れコストのない明朗会計なお見積もりを提示しています。「自分の場合、トータルでいくらになる?」と気になった方は、お気軽にお問い合わせください。

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