【英語を理解する脳のプロセス】英語の理解に「英文和訳」は不要です
今日のお題は「英文和訳」と「和文英訳」。
英文和訳の問題で試されている能力って何か分かりますか?
文法?単語力?大体こんな答えが帰ってきます。しかし、私の答えは、
英語力と「日本語力」の2つです!
順を追って説明します。例えば、
この英文の私の解釈(または脳の動き)は、下記の通りです。
<回答A>
おそらく、上記を「英文和訳」
<回答B>
おそらく上記であれば正解になるでしょう。しかし、英語の理解としては回答Aで十分なのです。回答Aは一応日本語を交えて解説していますが、当然一切日本語なしでも英語の解釈は成立するわけです。
何が言いたいかと言うと、多くの日本人の英語学習者が取る思考プロセスは下記の通りなのです。
英語を読む(または聞く)→ 日本語に訳す→ 意味を理解する
これだと、
英語を読む(または聞く)→英語のまま意味を理解する(→必要があれば和訳する)
です。
もちろん、後者は簡単にできることではありません。
もちろん、私も稀に難関な英文に遭遇して和訳を試みることはあります。でも、この場合って大抵英文そのものが悪文なのです(意味不明なフィリピンの役所の文章とか)。それか、敢えて難解な文にしているケースかです(MBAのアサインメントでは、問題文を正確に理解するのが結構大変でした)。
また、英語を話す場合でも、
例えば、「今夜は友達と会う約束がある」と言う時、
日本語の約束という言葉には、「契り」という意味以外に「計画」のような意味もありますが、英語の約束に後者の意味はないのです。これが、直訳によってもたらされる弊害の一つなのです。そして、この例文であれば私は「約束」の英訳としてはplanを使います。
少し混乱してきましたか?
これ以上聞きたければ、是非セブにいらして下さい(笑)。いずれにせよ、「日本語の介入を少なくしていく」ことと比例して、きっと英語力って上がっていくのだと思います。
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『フィリピン留学 ブログには書けない話』
非帰国子女として英語を10年間勉強し、
英国にMBA留学し、
フィリピンに4年住み、
セブ島で英語学校を経営してきた
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