中学・高校の英語の授業や受験英語は決して無駄ではありません!
今週から久しぶりに高校生のお客様が来て下さいました。選択されたコースは、セブ英語倶楽部名物の「スタディバディー・コース」。日本人講師の私が毎日マンツーマンのコーチングを行い、個別の課題の解決や学習の指導に当たります。
スタディバディ・コースの場合は、留学初日に英語でのインタビューを動画におさめます(最終日に向上度を確認するため)。そして、高校生のMさん、例に漏れずなかなか英語が出てこないという状況に陥りました(かなり頑張っていましたが)。そこで、高校での英語の授業の内容を聞いたところ、
未だにスピーキングの授業はなし
私が高校生だった遥か数十年前からほぼ進化なしのリーディング&文法中心
文科省を筆頭に猛省を促したいものです。「勉強しないで英語を話せない」なら納得いきますが、「英語を勉強しても話せない」という不幸を生み出していることに自覚はないのでしょうか?
一方で、文法の勉強は裏切りません。文法や語彙の知識があれば、スピーキングやリスニングの上達が早いのも事実なのです。
先日、バンコク出張した際に話した現地の英語学校のアメリカ人スタッフはこんなことを言っていました。
日本人の生徒は本当に真面目で礼儀正しいので私たちは日本人が大好きです。
あなたが(私のこと)日本人だから言っているのではありません、本当です。
海外で外国人にこういうこと言われると本当に嬉しいです。
そして、
日本人の生徒の上達は早い。みんな文法の知識があるので、最初のうちは躓くもののある時期から急激に伸びるんです。これは間違いなく基本的な文法力があるからです。
これ、バンコクの英語学校で5年働いているアメリカ人の意見です。
みなさん、励まされませんか?
私も100%アグリーです。
私は約10年前にイギリス留学を思い立ち、大学受験以来初めて英語の勉強に取り組みました。その後、これまでなんとか地味に少しづつ英語の勉強は続けています。そんな私、
実は文法の参考書を一冊もやったことがないのです。
そう、必要な文法知識は全て受験英語で学びました。そして若い頃に勉強したことっていつまでも覚えているものなのです。私が半年で何とか英国MBA合格レベルまで英語力を持っていけたのは、「受験英語」をしっかりやり、基礎ができていたことも一因と考えます。
やって無駄な勉強はありません!!
大切なのは、学んだことの活かし方を考えることだと思います。
そうせっかく学校で英語を勉強したのですから、実際の英会話に活かしましょう。これから英会話力を上達させることができれば、「無駄だったと思っていた過去の勉強」を肯定することだってできるのです。
私自身、いい年して受験英語をしっかりやっておいて良かったなと思っています。
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『フィリピン留学 ブログには書けない話』
非帰国子女として英語を10年間勉強し、
英国にMBA留学し、
フィリピンに4年住み、
セブ島で英語学校を経営してきた
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