フィリピン留学で失敗しないためのチェックリスト（生活編）
日本人講師KGフィリピン留学って基本楽しいです。
これは経験者として断言できます。
海外という新鮮な環境で、優しいフィリピン人講師と毎日英語のレッスンして。。
まさに「非日常」がそこにはあります。
一方で、何ともならない不便さというか、日本との違いに戸惑うこともあるのです。
セブにかれこれ4年住んでいる私でさえ、いまだ拭いきれないギャップがそこにはあります。
そこで今日は、いかにフィリピン留学を快適に過ごすか、どうすればストレスを溜めずに勉強に集中できるか、という視点で、学校について事前にチェックすべき項目を挙げていきたいと思います。
今日は勉強以外の「生活編」です。
１、インターネットが繋がるか？
残念ながらフィリピンのインターネット環境は最悪です。
詳細は以前、下記の記事に書きました。
セブで一番ネットが速い学校 学校内のどこでもネットが繋がる学校
フィリピン留学の苦情ワースト３に入るであろう一つが、ネットの遅さ。 とにかく遅い、というか繋がらない。 フィリピンのネット事情は世界最悪レベルなの…
皆さんはネットのない生活に耐えられますか？
勉強で調べ物をする時でもネットは必須です。
外出のプランを立てたり、日本にいる家族や友人と連絡を取るにもネットは必要です。
もし、そのネットがすごく遅かったり、なかなか繋がらなかったら。。。
事前に、校内や宿泊施設のネット環境について必ず確認するようにしましょう。
勿論、学校のネットがひどくても、現地のSIMを購入して自分でネット環境を整えることも可能です。
費用も月額2,000円程度です。
運悪くネット環境の悪い学校に入ってしまった方は、学校のスタッフに相談してみましょう。
２、食事が美味しいか？
これ重要です！
勉強に明け暮れる毎日、唯一の楽しみが食事と言う留学生の人も珍しくありません。
そして、一般的に、あくまでも一般的に、フィリピン留学の学校の食事はあまり美味しくありません。
留学期間くらい我慢できる、という人も中にはいますが本当でしょうか？
海外旅行に行って、食事がまずくてがっかりした経験とかありませんか？
フィリピン留学では、食事を売りにしている学校も中にはあります。
勿論、セブ英語倶楽部もその一つです！
３、日本人スタッフはいるか？
フィリピン留学をされる日本人の99%が英語初級者でしょう。
そんな留学生にとって、日本人スタッフの存在は本当に貴重です。
フィリピン人スタッフしかいない、韓国人スタッフしかいない（韓国系の学校）場合は、日本語でのコミュニケーションが取れないこともあります。
最近は、日本人スタッフがいる学校も非常に多いので、日本人スタッフがいない学校を敢えて選ぶ理由はなかなか見つからないと思います。
まあ、最後は好みですが。。。
しつこいですが、言葉のみならず「常識」を共有できるスタッフがいることは本当に心強いのです。
日本とフィリピン、日本と韓国（韓国系の学校は多い）の間には、大きな大きな文化の違いがあるのです。
留学の目的は、英語力の向上です。
そのためには、ストレスの少ない環境が必要なのです、勉強に集中するために。
４、1人部屋はあるか？
超節約派の方以外は、1人部屋がオススメです。
特に社会人の方は、1人部屋の方が良いと思います。
当校に転校されてきたり、転校の相談をされる方の話を聞いてみると、ルームメートとうまくいっていないというケースが多いですね。
2人部屋以上を選ぶ理由は、費用面を除けば、国籍の異なる人との共同生活で良い意味での国際経験を積むことでしょう。
勿論、これを否定はしません。
しかし、リスクがあるのは事実です。
肌の合わない人との相部屋って最悪ですよ。。。
「国際経験」は授業中や外出時に十分積むことができます！
国籍の異なるルームメートと英語で話すことで英語力の向上が図れる！
こう言う人も多くいますが、本当でしょうか？
英語力が未熟な者同士がどれだけ会話を発展できるのか？
私ならその分の時間を予習復習に充てますね。
少し厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、思いやりたっぷりの助言のつもりです。
５、シャワーがまともに出るか？
いやー、フィリピンのシャワーって貧弱なんです（苦笑）。
チョロチョロ感、半端ないです（泣）。
みんなが集中してシャワーを使う朝なんか、更に最悪です。
中には、まともにお湯が出ない学校もあります。
実は、一般的なフィリピン家庭ではシャワーはないのです。
お湯も出ないのです。
桶に水を溜めて、それを柄杓ですくって浴びるのです。
DSC_0896
写真はコチラから拝借しました
http://www.cebu21.jp/bbs/board.php?board=mtm&command=body&no=1094
もう10年も前になりますが、私は某学校で実際にこれを経験したことがあります。
まあ、慣れればひんやり気持ち良いですが（笑）。
私はこの辺柔軟に対応できるタイプなので問題ありませんでした。
（でなければ、セブに4年も住んでませんね）
また、フィリピンでは、シャワーがあってもシャワー・カーテンがなくて、シャワーを浴びると洗面所全体が水浸しになってしまうところもあります。
トイレも一緒にあるので、トイレに行くたびに足が濡れてしまうとか。。。
まあ、慣れれば何てことありませんが。。。慣れれば。。。
６、部屋に虫は出ないか？
フィリピンはゴキブリ天国です（悲）。
驚いたことに、道を歩いていてゴキブリを見かけることすらあります。
残念ながら、学校や宿泊施設にゴキブリが出ることも珍しくありません。
実は、セブ英語倶楽部も開校当初はゴキブリに悩まされました。
専門業者による害虫駆除を定期的に繰り返すことで、ようやく最近では「部屋で虫がでた」という声は聞かなくなりました（油断は禁物ですが）。
気になる方は、学校スタッフやエージェントに事前に聞いてみましょう・
７、気軽に外出できる立地に学校があるか
フィリピン留学って、学校と宿泊施設の往復です。
更に慣れない勉強からストレスも溜まり易いのです。
ですから、ちょくちょく外に出て、文字通り外の空気を吸うことって大切なんです。
カフェや、買い物や、マッサージに行くことで、英語も使えますしね。
しかしながら、こうした「ちょっとした外出」に適さない学校も中にはあります。
周りに何もない僻地にある学校とか、
一歩外に出たらストリート・チルドレンがいっぱいのデンジャラスな学校とか。
できるだけ外出を控えるように促す学校があるのも事実です。
何かあれば、気軽に近くのコンビニに行く生活に慣れた日本人にとっては、結構キツイ環境です。
ざっとこんな感じです。
まあ、こんな不便さも丸ごと楽しめたら最高なんですが（そういう神のような人も実際います）、なかなかそうはいきませんよね。
今日挙げたようなことは、なかなか学校のウェブサイトやエージェントの紹介記事には載っていないことですが、スタッフに聞けば必ず分かることですので、遠慮せずに聞いてみましょう。
聞くのはタダです！！
上記の７つ、決して満点でなくても、多くの点でクリアしている学校があれば、そこは留学生という「顧客」をしっかり見て経営している学校です。
そんな学校の授業のクオリティが低いはずがありません！
講師や授業の質を、外部から判断することはほぼ不可能ですが、今日挙げた点をチェックすることで学習面のクオリティを推し量ることは十分可能でしょう。
皆さんの学校選びの参考になれば幸いです。
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『フィリピン留学 ブログには書けない話』
非帰国子女として英語を10年間勉強し、
英国にMBA留学し、
フィリピンに4年住み、
セブ島で英語学校を経営してきた
知恵と経験を凝縮しました!
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