【アジア内比較&フィリピン内比較】留学先・旅行先・移住先としてのセブの優位性を確認する

先日、マニラを訪問しました。

しかし、久しぶりのマニラはある意味「衝撃的」でした。私はマニラのことをこれまで「世界最狂都市」と吹聴してきました。「アジア」ではなく「世界」です。マニラはそれくらいデンジャラスで、世界中を廻ることで養われた私の「危険を察知する嗅覚」はマニラを訪れる度に私の脳内に最高レベルのアラームを発したものですが、今回は至って穏やかなものでした。

猛獣が草食動物に変わったくらい(言い過ぎ?)。タクシーは何も言わずに普通にメーターを倒すし、メーターは改造されていないし、お金をせがむストリート・チルドレンの数は激減し、夜になると路上で春を売る女性たちはどこかへ消えていました。

まあ、あくまでも「以前」との比較の問題ですが。現地の人に聞いてみても、まだ治安は良くないものの、ここ数年で激変したとのことでした。そして、その理由を聞いてみると皆声を揃えて「ドゥテルテ大統領のおかげ」とのこと。

オバマを筆頭とする世界中のエセ人権派から叩かれまくったドゥテルテ大統領ですが、しっかりと結果を出し国民からは圧倒的な支持を集めているわけです。そして、将来マニラの治安がこのまま向上していけば(他にも社会問題は山積ですが)、もっともっとアジアでの存在感もを増すことでしょう。

数年後には「マニラに女子2人旅」とか流行っているかもしれません(極端?)。

とはいえ、「住む」ならまだまだセブの方が上でしょう。前置きが長くなりましたが、今回は「留学」「移住」「旅行」目線で、セブの優位性を語ってみたいと思います。

海外留学や移住を検討されている方には結構参考になると思います。

セブの優位性1. 日本から近い

「留学」「移住」といっても、日本人は日本と関わりながら生活することになるのです。ですから、アクセスの良さは本当に大切です。「緊急時にはすぐに帰ることができる」「用事が溜まった時は一度帰って一気に済ませてスッキリできる」というのは、実は大きな心の余裕に繋がるのです。

以前、私がイギリスにいた頃は、気軽に日本に戻るなんて発想はゼロでした。実際に数年前に私の父が倒れた時、夜の10時過ぎに日本からセブに連絡が来て、翌日の午後3時には実家にいましたから。

ざっくりですが、

成田からセブまでは、5時間


セブから成田までは、4時間

です(実際に飛んでる時間)。

同じアジアでも、タイやマレーシアより2時間分も近いのです。バリ島で有名なインドネシアとの比較なら3時間は違うでしょう。「実際にかかる体への負担」「いつでも気軽に帰れるという心の余裕」は、海外移住者や留学生にとっては本当に大きいのです。

セブの優位性2. 日本から直行便がある

これも移動に関わることですが、重要なことなので念押ししておきます。セブと日本の主要都市の間には下記の直行便が飛んでいます。

1、成田セブ間:毎日3便
フィリピン航空2便、セブパシフィック航空1便

2、関空セブ間:毎日1便
フィリピン航空1便

3、名古屋セブ間:週4便
フィリピン航空

例えば、成田発朝9:30の直行便に乗ると、14時にはセブに到着しているのです。下手したら日本の地方都市に行くよりも近いですね。

一方で「リゾート」という視点で、他のアジア・リゾートとセブを比較してみると、セブの優位性が浮き彫りになります。私が知る限り「日本から直行便のあるアジアのリゾート」はセブだけです。早朝に家を出て、その日のディナーをビーチリゾートで楽しむことができるのはセブだけなのです。

下記は参考までに、私が行ったことがあるアジアン・リゾートのアクセスについてです。

フィリピン

・セブ:日本から直行便あり、空港からは車で15分程度
・ボラカイ:マニラ / セブから飛行機で約1時間、空港からはフェリーで約10分
・スービック:マニラから車で約4時間、クラークから車で約1時間 

マレーシア

・ペナン:クアラルンプールから飛行機で50分、空港から車で約1時間
・ランカウイ:クアラルンプールから飛行機で約1時間、空港から車で約20分

ベトナム

・ニャチャン:ホーチミンから飛行機で約1時間、空港から車で1時間程度
・ファンティエット:ホーチミンからバスで約5時間 

スリランカ

・ヒッカドゥア:日本から直行便あり、首都コロンボから車で約3時間

タイ

・プーケット:バンコクから飛行機で約1時間、空港から車で約1時間
・サムイ:バンコクから飛行機で約1時間、空港から車で約15分
・ピピ:プーケットからスピードボートで約1時間 
・パタヤ:バンコクから車で約1時間半 

インドネシア

・バリ:日本から直行便あり(でも遠い)、リゾートエリア多数
・ビンタン:シンガポールから高速艇で約1時間 
・バタム:シンガポールから高速艇で約30分 

セブの優位性3. 日本との時差がたったの1時間

これも有難いことです。日本と時差の大きい国に住んだことがある人なら、時差がほとんどないことのメリットをご理解頂けると思います。私はイギリスにいた頃は、日本と連絡を取りたいときは夕方まで待ったものです。9時間の時差があるので、イギリスの夕方が日本の朝だからです。

セブの優位性4. 最適な気候

当たり前ですが、一年中夏です。正確には「乾季」と「雨季」の二つの季節がありますが、雨季でも基本晴れてます(笑)。日本のように1日中雨が降るようなことは滅多にありません。

というこで、「寒いから布団から出たくない」というようなことは一切ありません。逆に、毎晩健康的に寝汗をかいて暑くて目が覚めます。とにかく、年中暑い分汗をかくので体調も良いです。といっても、日本の夏よりは遥かに涼しいです。

私は基本、寝る時は扇風機です。エアコンは使いません、というか不要です。私はセブでも「マクタン島」という小さな島に住んでいるので、海風により比較的空気も流れるため都市部よりも気候に恵まれています。

セブの優位性5. 花粉症がない

説明は不要ですね。花粉症の方は、花粉症の季節だけでもセブに脱出するのもオススメですね。

それと追加ですが、台風も来ません。日本のニュースでは、フィリピンを大型台風が襲った様子がたまに報じられると思いますが、あれはマニラがあるルソン島のことです。セブは、マニラよりもかなり南にあり、幸運なことに台風のルートからは外れているのです。台風、本当にセブには来ませんね。

セブの優位性6. 物価が安い

大卒初任給が約2万円のセブ、まだまだ安いです。私は、毎月5~6万ペソで生活しています。日本円にして12万円は多分使っていません(ずっとセブにいる時は)。そして、一切、節約はしていません。

セブでの固定費の内訳

・家賃:2万ペソ(30m2ほどのワンルームですがマクタン島では最高級のコンドミニアムです)
・ネット&光熱費:3500ペソ
・ジム月会費:2500ペソ

セブの交通費

・ ジプニー(近距離移動のみ):1回7ペソ(15円)
・ タクシー初乗り40ペソ(90円)

ビールは、コンビニで買えば1本80円くらい、お水も30円くらい。
私は基本自炊なのですが、たまにローカル食堂でテイクアウトすると1食45ペソ(100円)でお腹いっぱいになります。そして、意外と美味しい。

口説いようですが、本当に節約してません。お酒を飲まなかったり、夜遊びしない人は、もっと安く済むと思います。

セブの優位性7.英語で生活できる

セブに住んでかれこれ5年、今だにセブでの英語でのコミュニケーションには苦労していますが、英語だけで何とかなります。これは本当に大きいことです。他のアジアの国、例えばタイとかベトナムに行ってみると、フィリピン人の英語力の高さの有り難さを再確認します。

一方で「セブ一筋」の人の場合は、英語よりも現地語のビサヤ語の習得を強くオススメします。英語よりも圧倒的に通じますし、英語よりも格段に簡単です。

セブの優位性8.日本食のレベルが高い

私はセブ在住の友人と外食に行く時は、ほぼ日本食です。フィリピン料理に行くのは、日本からのゲストを迎えた時だけです。日本人には日本食が必要なのです。これ、住めば本当に分かります。

イギリス時代、世界中から留学生が来ていたのですが、みんな自国の料理を自炊して食べていました。この時、インド人が本当に全食カレーを食べることを目の当たりにして驚愕したものです。食べ物って完全にDNAに刻み込まれているのです。

そして、セブの和食のレベルは高い。本当に高い!贅沢を言わなければ、普通に食べられる美味しい日本食にありつくことができます。セブに限らず海外移住を考えている方は、現地の日本食レストランのレベルを事前に必ずチェックすることを強くオススメします。

セブの優位性9.超親日

これは本当に有難いことなのです。皆さん、海外旅行に行って「日本人」ということで優しくしてもらったことありませんか?どうせ住むなら絶対に親日の国にしましょう!日本人ということで厚くもてなして貰えば、こちらも「現地の方に礼儀正しく接しよう」と心が引き締まるものです。こうして良い関係が築かれるのです。

セブの優位性10.日本人が多い

セブ、日本人多いです。そういう意味で海外に慣れていない方や、日本語以外話せない方には、セブはオススメです。すぐに友達もできて交友関係を築くことができることでしょう。また「海外」ということで、「日本人同士で助け合う」的な感じも良いですよね。

今日は珍しくセブを褒めましたが、極めて中立的に考えてみて、日本人の海外移住先としてセブはオススメできます。もし、他の国や地域と迷っている方は、上記の10項目でその地を評価してみて下さい。

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『フィリピン留学 ブログには書けない話』

http://mail-lp.com/p/LP0

非帰国子女として英語を11年間勉強し、

英国にMBA留学し、

フィリピンに5年住み、

セブ島で英語学校を経営してきた

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