フィリピン人の英語力「世界で3番目に英語を話す国」って具体的にどういうこと?
フィリピンは「世界で3番目に英語を話す国」と言われますが、これが具体的に何を示しているのか皆さんご存知でしょうか?それから、1位と2位の国は一体どこなのか?
いきなり、結論から入ります。
Source: http://www.mapsofworld.com/world-top-ten/countries-with-most-english-language-speaker-map.html
1位はアメリカで、2位はインド
計算根拠は、人口✖英語を話す人の割合
フィリピンの人口は1億弱で(集計当時)、英語を話す人の割合は92.58%従って、人数にして8,980万人となり世界3位に君臨しているのです。
そう、イギリス・カナダ・オーストラリアより上位なのです。
つまり、英語力=レベルについては考慮していなのです。ですから、留学エージェントの中に「フィリピンは世界で3番目に英語が話されている国」と宣伝される会社もありますが、あれは誇大広告だと私は思います。
私は以前イギリスに住んでいましたが、圧倒的にイギリスの方が英語は通じます。先方はネイティヴなので、こちらの不完全な英語もしっかり拾ってくれるので、コミュニケーションは非常に取りやすいのです。もちろん、「(ネイティヴは)早すぎて分からない」という側面もありますが、それでもイギリスの方が格段に楽です。
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一方で、フィリピン。私、苦労しています。英語学校の講師のように高度な教育を受けている人の英語はわかりますが(一番英語が上手なのはアメリカ人の恋人や夫がいる女性)、それ以外の人の英語はあまり分かりません(正直)。色々と理由はあるのですが、一番の理由はフィリピン人の声が小さいこと。シャイなのか、外国人が苦手なのか、ホント蚊のなくような声で話すので聞こえないのです。
それでも、フィリピン人の英語力はやはり素晴らしいと思います。日本人と比べれば圧倒的です。アジアで同じく英語が通じる国とされるシンガポールと比較しても、私の知人・友人の意見では、圧倒的にフィリピンの方が上とのことです。私も同意見です。そういう意味ではやはり、英語を学ぶ国としてのフィリピンのバリューは高いのだと思います。
今日は、BIR(内国歳入庁)という税務署のような役所のセミナーに参加してきました。参加者は私を除いて全員フィリピン人。約2時間、70〜80%は英語での説明でした。残りは現地の言葉(私は全く分かりません)。この事実だけでも、すごいことだと思います。ほぼ英語でセミナーが成立する国って、アジアではやはりフィリピンだけではないでしょうか?
そして、セミナーの最後20分は質疑応答。ここは、100%現地語でした(苦笑)。
英語で質問をしたのは、私だけでした。結局のところ、みんなどこまで英語が分かっているのかよく分からない会合でした。個人的には、良い英語の勉強になりました。こんなに集中的に「会計英語」に触れたのは久しぶりでしたので、良い感じに脳が疲れた1日でした。
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