セブ英語倶楽部の講師採用は3%以下の狭き門 日本人目線の採用プロセス
2016年8月1日開校時点 セブ英語倶楽部の講師数は5名
フィリピン人 4名
日本人 1名
なぜ フィリピン人講師はたった4名しかいないのか?
実は10名を目標に採用活動を行ったのですが 4名しか雇えなかったのです
セブ英語倶楽部が求める水準に達する講師が 4名しかいなかったのです
2016年の2月に 1ヵ月間採用活動を実施しました
受け取った履歴書は150通以上
つまり 合格率は150分の4
なんと2.6%
特に「厳しく」という意識は無しに 「日本人目線」 「インターナショナル目線」
で審査したら こういう結果になってしまっただけなのです
そこで 一部ですが セブ英語倶楽部の講師の採用基準を公開します
1.スマイル 笑顔
2.マナー
3.英語力
4.教え方のスキル
1~4まで 優先順位もこのままです
「ふざけてるの?」と言われそうですが 私たちは大まじめなんです(笑)
1.スマイル 笑顔
これこそ フィリピン人の最大の強み・美徳です
あの大きな笑顔が 緊張している日本人のお客様の心をほぐしてくれるのです
英語初心者の方が最初にぶつかる 「英語を話すのが恥ずかしい」という壁を
取り払ってくれるのも あの笑顔なのです
そして 日本人には親しみやすい顔つき
彫りの深い欧米人の講師よりも きっと数倍話しやすいはずです
ですから どんなに優秀(と言われる)講師も 笑顔が無ければただの講師です
2.マナー
時間を守れるか
挨拶ができるか
Thank you とsorryをしっかり言えるか
面接招集のメールに大人としての返信ができるか
きちんとした姿勢で面接を受けられるか
すべて基本的なことです
しかし これを全てできた候補者は1割を下回りました
それが 私たちに突き付けられた現実でした
そして セブ英語倶楽部は「マナーは教えれば簡単に身につくもの」
とは思っていません
これは 長いフィリピン生活で得た(悲しい)教訓です
3.英語力
実は採用活動を通して 私が一番驚いたのがフィリピン人講師の英語力です
150通以上の履歴書の中で 文法的に間違いのない履歴書は1割以下でした
正直驚きました
他校様でヘッド・ティーチャー(講師のトップ)の経験のある講師ですら
??という英語を使うのです
面接は私(KG)が全て自分で実施しました
私の英語はペラペラというには程遠いものですが
フィリピン人講師が話す英語なら ほぼ100%理解できます
間違いも全部わかります
もちろん 講師といえどもネイティブでは無いので間違えるのは当然です
訛りやフィリピン人独特の癖も全てチェックしました
セブ英語倶楽部の講師は こうしたプロセスを通過できる英語力を持っています
中には「おっ!」と言わせるほどの高い英語力のある講師でも
マナー面で不合格とした候補者もいました 残念…
4.教え方のスキル
もう ここまで来れば 落ちる講師はいません
多少の経験不足があっても 「教え方」については短期のトレーニングで
大きく向上させることができます
一方で 英語力は一朝一夕で上達するものではありません
以上が セブ英語倶楽部の講師採用基準です
2016年末迄には 15名まで講師を増やしたいと思っていますが
あくまでもこの採用基準ありきです
講師の質は 英語学校の根幹ですので 一切妥協せずに
良い講師を探していきたいと思っております
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『フィリピン留学 ブログには書けない話』
非帰国子女として英語を10年間勉強し、
英国にMBA留学し、
フィリピンに4年住み、
セブ島で英語学校を経営してきた
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