【英国MBA体験記④・完結編】「時間がない」は言い訳!40代で留学した男のリアルな結論とは?
◆子連れでMBA!?言い訳は通用しない
僕が留学していた時、日本人の知り合いは5名ほどいました。そのうち3人はなんと「子連れ留学」。
英語を話せないご家族を支えながらの学業。正直、想像を絶する大変さだったと思います。
他国のクラスメイトも、「娘が学校に行きたくないと泣いて困る」と、よく悩みを打ち明けていました。
そうした話を聞くたびに思ったんです。
“仕事があるから”とか、“家族がいるから”とか、もはや言い訳にはならないなと。
◆留学は、最高の自己投資である
僕にとって、英国MBA留学はまさに「人生のリスクを取った最高の自己投資」でした。
- 世界中に広がる人脈
- 英語で学んだという実績
- 修了という達成感と自信
何より、ロンドンから南に1時間ほどの街・サウサンプトンでの暮らしは、控えめに言っても最高でした。留学という経験を「エンターテイメント」としても120%楽しめた。これって、大人留学の醍醐味ですよ。
“In the end, we only regret the chances we didn’t take.”
(最後に後悔するのは、挑戦しなかったことだけだ)– Lewis Carroll
◆本気で英語を話したいなら、行くべし。
もしあなたが、「ガチで英語を話せるようになりたい」と思っているなら、イギリスの大学院留学は本当におすすめです。
独学で基礎をつくる → 語学学校で鍛える → 最後に英語で学ぶ場所に飛び込む。
この3ステップこそ、社会人にとっての英語上達の最短ルート。
「時間がない」と嘆くくらいなら、いっそ1年間、会社を辞めてイギリスに行ったほうが早い。本気でそう思います。
◆55歳の今、振り返って思うこと
僕はもう55歳。さすがに2回目のMBAはないでしょう。
でも、あと10年若かったら——
たぶんもう1回、行ってたと思います。
そのくらい、学びとしても、人生の彩りとしても、イギリスでのMBA留学は最高の経験でした。
◆結びに:迷っているあなたへ
もし、今あなたが留学を迷っているなら——
僕は迷わず、こう言います。
行きましょう。
言葉も文化も壁も全部含めて、自分の限界に挑戦する価値があります。留学は「未来の自分」への贈り物。たった1年で、自分の可能性に火をつけてくれます。