【実践的】私がスピーキング力をつけるためにやったこと
英語学習者の大きな目的、とりわけセブに留学で来られる人の一番の目的はスピーキング力の強化。しかし、なかなかにこの道は険しい。
そこで、今日は私が実際にやった方法を書いてみたいと思います。この記事は決して効果を保証するものではありませんし、万人に適した方法かは分かりませんが、どう考えても私には「ベストと思える方法」なのです。
それは、
場面を想定して自己シミュレーションすること
例えば、海外旅行中に地元のレストランに予約の電話を入れる場面を想定します。そして、下記のようにシミュレーションをします。
(1)相手が電話に出たら、英語で「予約したい」という。
(2)次に、聞かれるであろう質問を想定する。ここで予想できる質問は下記の通り。
・日時は?
・時間は?
・何名ですか?
・あなたのお名前は?
・お名前のスペルは?
・あなたの連絡先(電話番号)は?
(3)上記の一連のやり取りを、自分で英語にしてみる。
(4)自分で作ったフレーズを何度も口にして練習する。恥ずかしがらずにネイティブの真似をしながら練習する。
そして、
実際に電話する。
以上です。
実践的だと思いませんか?
私はセブ英語倶楽部の授業で、この勉強方法を実際に推奨していますし、授業中にロープレをすることもあります。
自力で準備し、実際に学校の外で使ってみる。
これほど、効果的な勉強方法はありません。
私はまだ英語を上手く操れない頃も、海外旅行に出かけるたびにチャンスとばかり、予約の電話の役目をいつも買って出ていました。
イギリスに留学していた頃も同じです。留学当初、あまりのアメリカ英語とイギリス英語のリズム(イントネーション)の違いに戸惑った私は、「慣れるしかない」と思い、率先して予約の電話をかけたものです。
当然に、ブリティッシュ・アクセントを真似て何度か練習してから電話をかけました。留学後半には、ネイティブ相手にスムーズに電話ができるようになり、電話することが楽しくなったことを覚えています。
この方法は効きます。
失敗できないという緊張感が集中力を高めてくれます。
まあ、実際には失敗しても大したことはないのですが。。
予約以外にも、買い物や、ホテル、空港等、この方法はどこでも試すことができます。そしてポイントは、下記の通りです。
1、単語のみにならないこと。すべてセンテンスにすること。
2、一問一答ではなく、2手3手先まで質問を予測し、それに対する回答を準備すること(もちろん、センテンスで)。
3、自分の発言は、つっかえずに一息で言えるまで事前に練習すること。
この方法はいつでもどこでもできます。
例えば、セブ留学生の場合、月曜日には必ず「週末はどう過ごしましたか?」という質問を、ほぼ全ての(笑)講師からされます。シミュレーションをするとしたら、こんな感じでしょうか?
週末は何してましたか? → 買い物に行きました。
その後の想定問答例。
・誰と行きましたか?
・いつ(土曜 or 日曜)?
・どこに?
・何を買いましたか?
・いくらでしたか?
・それ気にいってますか?
等々
全ての質問に対し、センテンスでしっかりシミュレーションする。慣れないうちは、ノートに書き留めれば良いし、それを丸暗記しても良いでしょう。
私は日本にいた頃、3年間アメリカ人の家庭教師に週一回英語を教わっていたのですが、普段の生活で「今度の授業でこれ話そう」と思ったことがあれば、時間のある時に頭の中で実際に英文を作っていました。家に一人でいる時などは、声に出して「独り言」を言ってました。
そして、たった週1回のレッスンで、半年程度で、IELTSのSpeakingで6.5を取ることができました。いまのように、毎日オンライン英会話で話すことなどできない時代です。しかし、一方でレッスン回数が少ない分、しっかり「準備」して授業に臨んだことは確かです。
長々と書いてしまいましたが、大切なのは英語学習を現実と結びつけることだと思うのです。そのリアリティが、その臨場感が、その緊張感が、脳の働きを一段高いレベルに上げてくれるのです。
質の高い練習 / シミュレーションをしましょう。
そして、試合 / 実戦で使ってみましょう。
練習でできないことは試合ではできません。皆さんの参考になれば幸いです。
この方法、キツイかもしれないけど、多分効きますよ!
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