【2026年最新】セブ島留学SSP(エスエスピー)を学校運営者が本当の料金を語る|料金・ルール・注意点

フィリピン留学で必須のSSP(特別就学許可証)を、セブ島で10年間学校を運営する立場からゼロから解説。本当の費用は9,700ペソ。ただし学校によって請求額が違います。その理由は「手数料」。費用の内訳・学校間の料金差まで、初めての方にも分かりやすくまとめました。

セブ島留学を検討し始めると、見慣れない言葉がたくさん出てきます。

その筆頭が「SSP」です。

SSPとは、『Special Study Permit』の略。日本語では「特別就学許可証」と呼ばれます。ざっくり言うと、外国人がフィリピンの学校で勉強するための許可証です。

たった1日の留学でも取得が必須。これがないと違法になります。

まずみなさんが知りたい結論から。SSPに費用と、知っておくべきポイントを先にまとめます。

【結論】SSPの費用と押さえておくべきポイント

項目内容
SSPとはフィリピンで勉強するための許可証
対象者語学留学する外国人全員(1日でも必要)
イミグレへの実費支払い9,700ペソ(約25,700円)
 -内訳① SSP本体 -5,740ペソ(約15,200円)
 -内訳② SSP ACR I-CARD -3,960ペソ(約10,500円)
有効期間(SSP本体)6ヶ月間有効(同一の学校の場合)
有効期間(SSP ACR I-CARD)1年間(同一の学校の場合)
留学生の手間ほぼゼロ(学校が全部代行)

ポイントは3つです。

①イミグレーションに納める実費はどの学校も同じです。学校による金額差は「手数料」です。

②2024年の制度変更で、SSP ACR I-CARDが追加されました。費用はほぼ倍に。旧制度で約5,000ペソだったものが、約10,000ペソになっています。

③手続きは学校が全部やってくれます。留学生はパスポートと写真を渡すだけ。

ここから先は、それぞれの内容をもう少し詳しく解説していきます。

SSP(特別就学許可証)とは?ひと言で言うと「学生ビザのようなもの」

フィリピンに入国するとき、日本人は30日以内であればビザなしで滞在できます。いわゆる観光ビザ扱いです。

でも、観光ビザのままでは学校に通えません。「勉強してもいいですよ」という許可が別に必要なんです。それがSSPです。

SSPはフィリピンのイミグレーション(移民局)が発行します。学校が発行するものではありません。ただし、申請の手続きは学校が代行してくれます。

留学生がやることは、パスポートと証明写真を学校に渡すだけ。あとは学校のスタッフが全部やってくれます。

SSPが必要な人・不要な人

観光ビザで入国して語学学校に通う人は、全員SSPが必要です。1週間でも、3日でも、1日でも。期間は関係ありません。

一方、就労ビザ(9G)やリタイアメントビザなど、特定のビザを持っている方は免除されます。ただ、語学留学で来る方のほぼ全員が観光ビザなので、基本的には「全員必要」と思っておいて間違いありません。

SSPなしで授業を受けるとどうなる?

ひと言で言えば、違法行為です。

即座に国外退去になるケースは基本的にありませんが、ブラックリストに載るリスクはあります。学校側も処分の対象になります。

大手の学校やエージェントが紹介する学校なら、まず問題ありません。ただ、ごく一部の小規模な学校では、SSPを取得せずに留学生を受け入れている「違法操業」のケースもあります。安さだけで選ぶのは危険です。

【2024年変更】SSP ACR I-CARDが新たに必須に

2024年7月(地域によっては8月)から、SSPの制度に大きな変更がありました。

新たに「SSP ACR I-CARD」というカードの取得が全留学生に義務付けられたんです。

いや、正確に言うと、SSPの申請時に自動的にこのカードも申請される仕組みです。留学生が別途何かする必要はありません。手間は増えない。ただし、費用は増えます。

何が変わった?新旧比較

項目新制度(2024年7月〜)旧制度
SSP費用5,740ペソ(約15,200円)4,740ペソ
SSP ACR I-CARD3,960ペソ(約10,500円)(新設)なし
合計(イミグレへの実費)9,700ペソ4,740ペソ
SSPの有効期間6ヶ月間(同一校)6ヶ月間
SSP ACR I-CARDの有効期間1年間(同一校)
12週以上の留学帰国便の航空券提出が必要不要

留学生にとって一番のインパクトは、費用がほぼ倍になったこと。4,740ペソだったものが9,700ペソ(約26,500円)に跳ね上がりました。

実際の領収書を公開

これはこの記事を書いている日に当校で手続きをしたSSPの領収書です。

少し見にくいですが左半分で6,700ペソ、右半分で3,00ペソ、合計 9,700ペソ

どこの学校もイミグレーションからもらう領収書はこの9,700ペソです!

SSP ACR I-CARDとは?

SSP ACR I-CARDは、SSP取得者に発行される外国人登録証のようなカードです。「SSP E-CARD」と呼ぶ学校もあります。名前が統一されていないのでややこしいですが、同じものです。

有効期限は1年間。SSPと同様、学校を変えた場合は再申請が必要です。1年以内に同じ学校にリピート留学する場合は、このカードの費用はかかりません。(SSPのみの5,740ペソが掛かります。)

これがSSP ACR I-CARDの実物です。一般のACR I-CARDと見た目はほぼ一緒ですが、

表面には顔写真や個人情報、裏面にはACRカード番号・取得日・有効期限・学校名などが記載されます。

学校名が記載されるので有効期限内であっても他校では使用ができません!

有効期間に注意(リピート留学の方へ)

SSP(6ヶ月)、ACR I-CARD(1年)共に有効期限内に同じ学校にリピートした場合は、再申請不要なので費用は掛かりません。

但し、学校を変えた場合は有効期限に関係なく、再申請が必要なため費用が掛かります。(9,700ペソ)

ネット上には間違えた下記のような情報が広がっていて(学校のホームページなどでも)

①SSPの有効期間が「留学期間のみ」に変更。同じ学校にリピートの留学をする場合でも、SSP本体の費用(5,740ペソ)は毎回掛かる。

②SSP ACR I-CARDは違う学校に行っても1年間有効。

この2つの情報は間違えていますので注意が必要です。

SSPの費用は学校によって違う。その理由は「手数料」

ここが一番お伝えしたい部分です。

イミグレーション(移民局)に支払うSSP関連の実費は、どの学校も同じ金額です。学校ごとに差が出るのは、学校が独自に上乗せする「代行手数料」があるから。

自分も最初は「SSPの費用って学校によって違うんだ」と不思議に思いました。調べてみたら、差額の正体は手数料だったわけです。

学校ごとの料金差はどのくらい?

学校SSP関連の請求額(目安)
セブ英語倶楽部10,000ペソ(約26,500円)
他校の相場11,000〜12,000ペソ(約29,200〜31,800円)

差額の1,000〜2,000ペソ(約2,700〜5,300円)が、学校の手数料 または委託業者の代行料にあたります。

セブ英語倶楽部では、SSPの申請手続きを自前で行っています。外部の業者に委託していないため、手数料はいただいていません。イミグレーションに納める実費と、為替変動分の若干の調整のみです。(日本円でみなさんから)

SSPの費用は短期留学でも長期留学でも同額なので、特に1〜2週間の短期留学の方にとっては、この差が割合として大きくなります。学校を比較する際は、SSP費用もチェックしてみてください!

SSPの申請に必要なもの

留学生側で用意するものはシンプルです。

  • パスポート(原本とコピー)
  • 証明写真(2×2インチ、背景白、3ヶ月以内に撮影したもの)
  • SSP申請費用
  • 12週間以上の留学の場合:帰国便(または第三国への出国便)の航空券コピー

証明写真はフィリピン現地でも撮れます。日本で準備すると高いので、セブ英語倶楽部ではスマホで撮った写真を写真屋さんでプリントアウトして100ペソで準備できます。

手続き自体は、すべて学校のスタッフが代行してくれます。留学初日に対応してくれる学校がほとんどです。

SSPと混同しやすい「ACR I-CARD」との違い

フィリピン留学では、SSP以外にも聞き慣れない書類がいくつかあります。中でも混同しやすいのが「ACR I-CARD(外国人登録証)」です。

項目SSP ACR I-CARDACR I-CARD(通常)
対象全留学生60日以上滞在する方
費用3,960ペソ50USD+500ペソ(約9,000円)
有効期間1年間1年間
申請タイミングSSPと同時59日経過後

ポイントは、60日以上滞在する方は「SSP ACR I-CARD」と「一般のACR I-CARD」の2枚が必要になるの?ということ。

これは「SSP ACR I-CARD」を申請すれば「一般のACR I-CARD」は申請不要です!

ネット情報には両方必要だと、どこの学校、エージェントのホームページに記載がありますが、この期間に該当した生徒さんは全員「SSP ACR I-CARD」のみで60日以上滞在できております。

「SSP ACR I-CARD」のみで60日以上滞在できておりますので、学校やエージェントに無駄な費用を払わないように注意して下さい!

SSPに関するよくある質問

Q. SSPは自分で申請できますか?

SSPを申請できるのは、移民局から認可を受けた学校の登録された担当者のみ。個人での申請は受け付けてもらえません。

Q. 転校する場合、SSPとSSP ACR I-CARDは引き継げますか?

SSP本体は引き継げません。学校ごとに申請が必要です。また、SSP ACR I-CARDも引き継げません。転校、リピートで違う学校に行く場合は、その学校にて再申請が必要です。

Q. SSPの費用は現金で払うのですか?

多くの学校では、セブ到着後にペソで支払います。ただし、セブ英語倶楽部では渡航前にお支払いいただく形をとっています。到着後に大きな現金を用意する手間がなくなるので、安心です。しかも手数料無しの実費のみです。

Q. 1週間の短期留学でもSSPは必要?

はい。1日でも必要です。SSP ACR I-CARDも同様に、全留学生が対象です。短期留学の場合、費用の割合が大きくなるのは正直デメリットですが、法律で決まっているので避けられません。(1日でも6ヶ月でも同じ費用)

まとめ:SSPの費用は学校選びの「見えにくい差」

SSPは、フィリピンで合法的に勉強するための許可証。2024年の制度変更で費用は上がりましたが、申請手続きは学校がやってくれるので、留学生の手間は変わりません。

覚えておきたいのは、SSP関連の費用は学校によって違うということ。同じ手続きなのに、手数料の有無で数千円の差が出ます。コース料金だけでなく、こうした「見えにくいコスト」まで含めて比較すると、本当の留学費用が見えてきます。

セブ英語倶楽部では、SSPの手続きを自前で行い、手数料をいただいておりません。費用面に限らず、分からないことがあればお気軽にお問い合わせください。

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