【実録】イギリスMBA留学で英語力は本当に伸びたのか?16ヶ月のリアルな記録
皆さん、こんにちは!KGです。
今回は、ちょっと刺激的なテーマに切り込みます。その名も――
「イギリスに1年留学したら、本当に英語は上達するのか?」
先に申し上げておきますが、この記事は「自慢話」じゃありません。MBAを取った話も出てきますが、それは飾りじゃない。本質はそこじゃないんです。
焦点は、地味で泥臭いリアルな留学生活と、ネイティブの世界で味わった英語の現実にあります。
■ MBA卒なのに起業しない?現実は甘くない
イギリスで私は、サウサンプトン大学のビジネススクールでMBAを学びました。年齢は42歳。いわば「熟年留学」です。
さて、MBAというと「その後は起業して世界を股にかけて活躍するんでしょう?」と聞かれることが多いですが、実際は9割の人がまた会社員に戻ります。
そして、日本のサラリーマンは超多忙。ブログやメルマガで発信してる時間なんて、あるわけがない。だから卒業生の体験談がネット上にほとんど出てこないんです。
その点、私はちょっとヒマ(?)なので、ここに記しておこうと決意しました。
■ 留学で英語力は伸びたか?正直に言います
結論からいきます。イギリスでの16ヶ月間――
- 英語力が伸びた実感はなかった
- ただし、イギリス英語には慣れまくった
- 英語だけで世界を渡る“胆力”は身についた
正直「英語力爆上がり!」みたいなことはなかった。これは私だけじゃない。多くのノンネイティブのクラスメイトも同じことを言ってました。
なぜか?
大学院は「英語を学ぶ場所」ではなく、「英語で学ぶ場所」だからです。
つまり、英語はツール。手段であって目的ではない。
だからこそ、事前に日本で蓄えた知識とスキルを総動員して、どうにかこうにか課題をこなしていく。まさに「戦い」でした。
■ 英語漬けの日々が生む“慣れ”
イギリスでは、生活のすべてが英語でした。スーパー、バス、レストラン、すべて。しかも、手加減なしのナチュラル・スピード。
セブで生活している今と比べたら、使ってる英語は体感で3%以下でしょう。フィリピンでは日本人との関わりが多く、日本語で完結する場面がほとんど。これは日本人の多いアジア圏に共通の問題です。
■ 最強の英語習得法とは?
それは――
「日本語を一切使わないこと」です。
「そんなの当たり前じゃん」と思った方、甘い。
本気でやってみたこと、ありますか?
イギリスでは日本語が使えない環境が「デフォルト」です。郷に入れば郷に従え。否応なく英語を使わざるを得ません。ロンドンの日本食レストランですら、店員はイギリス人なんです。
日本語を封印して、英語オンリーで生きる1年。最初は地獄。でも確実に“英語脳”は育ちます。
■ 胆力という、最強のスキル
イギリスでの経験を通じて、何より身についたのは“どこへ行っても英語でなんとかできる”という自己効力感でした。
この自信があるかないかで、人生の選択肢は大きく変わる。
“Success is not final, failure is not fatal: it is the courage to continue that counts.”
(成功が最終ではない。失敗が致命的でもない。大事なのは続ける勇気だ。)― ウィンストン・チャーチル
英語も同じです。伸び悩んだり、壁にぶつかったり。それでも続ける勇気。それが本当の力になります。
■ 最後に:英語力の本質とは?
「英語力」とは単なるスコアや語彙数ではない。“使う度胸”と“伝える意志”です。
留学は魔法じゃありません。ですが、あなたを変える強烈な環境にはなり得る。
だからこそ、もしあなたが今、英語を本気で伸ばしたいと考えているなら――
“日本語を断つ”覚悟を持って、異国に飛び込んでください。
その一歩が、人生を変える一歩になります。
ご質問があれば、いつでもセブ英語倶楽部へどうぞ!KGがお待ちしています。