英語が話せる人ほど文法を大切にする理由|『一億人の英文法』を読んで確信したこと

"Knowledge is power."
――Francis Bacon(知識は力なり)

英語を話す力、つまりスピーキング力を本気で伸ばしたいなら、絶対に避けて通れないのが「英文法」です。

「英文法なんて、会話では使わないでしょ?」
そう言ってしまう人、けっこういます。でもそれは大きな誤解。ルールなしでサッカーはできないように、文法なしで英語は話せません。

さて、今日はそんな英文法の“決定版”とも言える一冊をご紹介します。

📘 『一億人の英文法』(大西泰斗・ポール・マクベイ著/東進ブックス)
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実はこの本、読んだのは7〜8年前。670ページものボリュームをじっくり読み切るのに、約2週間かかりました。当時書いたレビューを最近見つけたので、ここにお届けします!

まず結論:いい本です。間違いなく。

正直に言います。僕が本格的に英文法を勉強したのは、高校2年のときが最後。
当時の先生がかなりユニークで、「教科書使わない、実践的な問題で勝負!」という方針だったんです。で、市販の文法書を一冊、がっつり勉強しました。

それっきり。
つまり、僕にとってこの『一億人の英文法』は 人生で2冊目 の英文法書なんです。

じゃあ、なぜこの本を読んだのか?
答えは簡単。もう一度、自分の英語を根本から見直したかったから。

読んでみた感想ですが…
「いや、ここまで丁寧に書く?!」と驚かされる内容の連続でした。
しかも読み物としても面白い。例文が自然で、リアルな口語表現が満載。
正直、何度か声に出して読んでしまいました。

どんな人にオススメか?

まず、英語初級者がいきなり670ページに挑むのは、ちょっと酷です。
でも、辞書のように使うのはアリ。わからないことがあったら、この一冊で調べてみる。
あるいは、僕のように“読書感覚”で気軽に読み進めてみるのもおすすめです。

特に、英語中級者以上で「感覚で話してるけど、文法が不安」という人には、極めて有用。
この本を通して、あやふやだった知識が体系的に整理されます。

最後に一言。

「文法は難しい。でも、学ぶ価値は計り知れない」
これが、僕の実感です。

“An investment in knowledge always pays the best interest.”
――Benjamin Franklin(知識への投資は、常に最高の利益をもたらす)

英語力を本気で伸ばしたい人へ。
『一億人の英文法』、本気でオススメします!