ビジネス英語は難しくない!本当に手強いのは日常英会話だった理由

こんにちは、KGです。
今日はちょっと刺激的な話をします。

巷ではよく、「ビジネス英語って難しいですよね…」なんて声を聞きます。
でも、これ、完全な誤解です。
いや、もっとはっきり言いましょう。英語でビジネスをやったことがない人が勝手に作り出した妄想です。

むしろ本当に難しいのは――日常英会話です。

“The only thing we have to fear is fear itself.”
「我々が恐れるべき唯一のものは、恐れそのものだ」

― フランクリン・D・ルーズベルト

ビジネス英語に怯える必要は、1ミリもありません。

準備できるのがビジネス英語の強み

ビジネス英語って、実は「準備ゲー」なんです。

会議の内容は事前に決まってる。
営業のpitch(売り込み)も誰に・何を話すかは明確です。
想定問答を組み立て、回答を仕込んでおけば、だいたいの会話は成り立つ。

確かに準備には労力がいります。
でも、一定の英語力があれば、ビジネス英語は十分対応可能なんです。

雑談こそ最難関

逆に、昔、私が一番嫌だったのはスモールトーク――要は雑談。

特に、会議の前のあの無駄にフレンドリーなやりとり。
あれがとにかく曲者でした。

だって、準備できないから
カジュアル表現のオンパレード、超高速の英語、イギリス英語特有の言い回し…
イギリス人同士の雑談を聞きながら、「これは無理ゲーだな」と、当時は心の中で泣いてました。

商談で失敗しても、本当に英語のせい?

仮にあなたが、まだ英語に自信がない状態でアメリカ人と商談したとしましょう。

相手があなたの英語力を鼻で笑って、商談が破談になったとします。
それを「アイツの英語が下手だから失敗した」と上司に報告したとしたら…
まともな上司なら、「お前の営業力の問題じゃないのか?」と疑うでしょう。

語彙が少なくても、発音が甘くても、伝えたい内容に価値があれば、人は耳を傾けてくれます。

逆に、英語が流暢なだけで人を見下すような人間とは、付き合う価値はゼロです。
ビジネスにおいて最も無駄なのは、リスペクトのない相手と時間を共有することです。

「ビジネス英語」=「業界単語」+「丁寧な一般英語」

ビジネス英語の楽なところは、単語のパターンが決まってる点です。

金融業界なら金融用語、ITならIT用語がある程度決まってる。
だから、いわば「業界用語+やや丁寧な一般英語」で十分成立します。

ここで重要なのは、「日常英語」じゃなくて「一般英語」という点。
ちゃんとしたネイティブは、日本人相手にわざわざ崩しすぎた英語を使いません。
スピードを落とし、少しフォーマルで丁寧な英語を選んでくれます。

NY駐在の後輩の言葉がすべてを物語っている

私の後輩に、ニューヨークで6年間駐在した猛者がいます。
営業としてアメリカやブラジルを飛び回ってました。

彼は私にこう言いました。
「仕事の英語?全く問題ないです」と。

でも同じ彼が、こうも告白したのです。
「子供のアメリカ人の先生との面談は…結構聞き返しました。わからないこと多かったです」と。

ね? やっぱり難しいのは日常英会話なんです。

真に難解なのは、酔っ払いのスラング英語だ!

最後に、私が心から「地獄」だと思った英語を紹介します。

それは――イギリスのパブで、酔っ払いのおっさんが話しかけてくる英語

超早口、意味不明のスラング、唐突な話題展開。
もう、ついていけるわけがない。

これが、本当の意味での「日常英語の洗礼」です。
(とっても楽しかったけど)

結論:ビジネス英語は「恐れる対象」ではない!

改めて結論を言います。

ビジネス英語は、準備とパターンで乗り越えられる。
難しいのは、感情・空気・文化が混じった日常英会話だ。

だから、「ビジネス英語ができないから…」と臆することはない。
必要なのは、英語力よりマインドセットと準備力です。

“Success is where preparation and opportunity meet.”
「成功とは、準備と機会が出会う場所である」

― ボビー・アンサー(インディ500の伝説)

英語が武器になる時代。
本当に必要なのは、恐れず前に出ること。
そして――準備あるのみ!

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