英文和訳で試される能力とは?
英文和訳と和文英訳、本当に試されている“力”とは?
こんにちは!KGです。今日は「英文和訳」と「和文英訳」について、ガツンと熱く語りますよ!
1. 英文和訳に必要なのは“英語力”だけじゃない?
よく授業中に「英文和訳の問題って、文法?単語力?」と聞くんですが、生徒さんの多くはそう答えます。でも、私の答えは違います――
英語力と“日本語力”の二刀流が必要なんです!
2. 具体例で整理しよう!
たとえばこんな英文:
It is clear that the use of computer is imperative in school and significantly beneficial for learning and researching.
私の脳内プロセスはこうなります:
- 回答A:「Itは明らか」「itはthat以下を受ける」「コンピュータの利用は不可欠」「学校では」「非常に有益」「学ぶのとリサーチには」
これは英語の理解としてはOK。でも日本語の文としてはカタくて不自然ですね?
では、正答としてはこう書くべき:
- 回答B:「コンピュータを使うことは学校において不可欠であり、学習や調査に非常に有益であることは明らかです。」
この差、わかりますか?英語の意味はAで理解できますが、和訳として正解を取るにはBのような“正しい日本語”に整える必要があるんです。
3. 魔法のような学習プロセスをしよう
多くの日本人学習者の思考パターン:
英語を読む(または聞く)→ 日本語に訳す → 意味を理解
でもこれだと、日本語の力がボトルネックになります。
理想はこう!
英語を読む(または聞く)→ 英語のまま意味を理解する(和訳は必要に応じて後から)
これが本当の“バイリンガル脳”。もちろん難しいけど、普段から目指すべきゴールなんです。
4. 和訳癖は早めに捨てよう
「どんな英文もまずは和訳する」――この癖、早めに取り払ってください。私も難文に出会ったら和訳しますが、大抵の場合、文章自体が悪文か、敢えて難易度を上げている場合です(たとえば MBA の課題文とか)。
5. 和文英訳でも日本語介入は要注意!
話すときにも危険です。たとえば「今夜は友達と会う約束がある」を英語にする時、多くの人がpromiseを使ってしまいますが、これは誤訳。
なぜなら“約束”には「契り」と「計画」の意味がありますが、英語の“promise”は後者の意味を含まないからです。
→ “Plan(計画)” の方が適切!
6. 最後に…熱血メッセージ!
少し混乱してきましたか?笑
もっと聞きたくなったら、ぜひ セブ に会いに来てください!
ともかく、「日本語の介入を少なくする」と決めた瞬間から、きっと、あなたの英語はグングン伸びていきます!
✨名言タイム✨
“The limits of my language mean the limits of my world.”
— Ludwig Wittgenstein「私の言葉の限界は、私の世界の限界を意味する」
まとめ — 今日のメッセージ
- 英文和訳は「英語力+日本語力」!
- 読んで、すぐ英語で意味を理解する癖をつけよう。
- 和訳・英訳での日本語介入は、ミスや弊害の原因に。
- 難文は例外。基本的には英語先行、和訳後修正でOK!
- そして…“日本語を小出しに”。それがバイリンガル学習の近道です!
では次回もテンポ良く、知性と熱血を交えてお届けします!KGでした🔥